写真「最近仕事のアイデアが湧きにくい」「ひらめきが生まれない」…そんな風に感じることはない？ もしかしたら、その原因はこの厳しい寒さにあるのかも!?
「寒いと背中を丸めて下を向いて歩きがちになり、視野が狭くなります。その結果、仕事でのアイデアが出にくくなるのです」
こう話すのは、世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさん。では、なるべく背筋を伸ばして視野を広くして歩けば、アイデアは湧きやすくなるもの？
「確かにそうですが、さらに意識を持って歩くことが大切。例えばある部屋に入って目を閉じ、その部屋にあった赤いものを思い浮かべようとしても、なかなか思い浮かばないもの。けれども普段から色を意識していれば、すぐに思い浮かべられるはずです。同様に、仕事のアイデアのヒントとなるような情報があっても、無意識でいると見過ごしてしまいます。アイデアは突然降ってくるわけではなく、日頃から意識することによって湧いてくるものなのです」（同）
でも、意識を持って歩くってどうすればいいの？ 向さんがこの時季に提案しているのは、“小さな春”を見つけようとしながら歩くこと。
「今シーズンは寒いので意識しないとなかなか春の気配を感じづらいですが、たとえ都会でも公園などに行けば花のつぼみ、大きくなっていく木の芽、満開の梅の花などすでに春の兆しは見つけられます。小さな春を探しながら歩くことで自然と視野が広くなり、アンテナを張って意識的に歩くという習慣がつき、仕事のアイデアも湧きやすくなるのです」（同）
さらに向さんがおすすめしているのが、春を探すショートトリップに出かけること。
「小旅行なら日常から抜け出せるので、体にも心にも刺激になってよりアイデアが湧きやすくなります。春をテーマに旅して、なるべく土地のものを食べるなどして過ごしてください。遠出しなくても、住んでいる土地より少し南のほうに出かけるだけで、春を見つけやすくなりますよ」（同）
春なら夏を探しに、夏なら秋を探しに…というようにこの方法は日本の四季を活かして一年中応用できる。そうしてアイデアが湧けば、仕事はどんどん楽しくなっていくはず。まずは小さな春を見つけることから始めよう！
向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。
【オズモール】
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