写真大好きな彼のいろいろな顔が見られるのはSNSのメリットだけど、その反面、見たくない場面もチラホラ…。そのひとつが“元カノ”と彼がSNS上でつながっていて、しかも普通に日常会話をしているなんて状況。ちょっと不愉快だけど、どう対応したらいい？
そんなお悩みにコラムニストの石原壮一郎さんは、「徹底的に無反応を貫きましょう」とアドバイス。それは一体どんな効果が!?
「普段の投稿にはコメントして元カノが登場するとき“だけ”反応しないのは、“やりとりを見ていますよ”というメッセージであり、さらに彼の人間関係に波風を立てない大人の気遣いができる人だという無言のアピールに。だからといって、彼らの行動を“別れても友達でいられる関係って素敵よね”と持ち上げるのはやりすぎでしょうから、やはり無言の意思表示がいちばん適切です」（同）
あんまり親密な様子だとつい「元カノとやりとりしないで！」なんて言っちゃいそうだけど、そこまでやると「めんどくさい性格」と思われてしまう可能性が大きいのだとか。
「SNSという人前で元カノと仲よくやりとりしているということは、誰かに突っ込んでほしいという気持ちが彼の中に多少なりともあるはず。それにも関わらず、身勝手なものですが、やはり非難されると不快になるもの。ですから普段はあくまで知らんぷりを。強いて言うなら、彼とケンカをしたときのとっておきの“切り返しネタ”として取っておくといいですね」（同）
また、不愉快になるからと非表示設定にしたりSNSを退会するのはNG。最低限観察はしておかないと、本当に彼がやりたい放題になってしまう可能性もあるから。さらなる対応策は、彼と元カノのやりとりはスルーして、自分のページで趣味の仲間などと、別の話題で楽しく盛り上がるのが◎。
「“見てはいるけれど気にしていない”“自分の世界だけでも十分楽しくやっている”という姿勢を貫ける人は、魅力的に映るでしょう。もしくは自分も元彼と楽しくやりとりするのも手。“さや当て合戦”は、はたから見ればお笑い草かもしれませんが、それもまた恋愛の楽しさのひとつでしょう（笑）」（同）
SNS上の出来事には直情的に反応せず、楽しくかけひきする感覚で対応するのが正解！ 恋愛を楽しむツールとして使いつつ、彼の本心をしっかり見極めて。
石原壮一郎コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』でデビュー。大人の新しい概念と可能性を知らしめ、“大人女子”へのアドバイスにも定評がある。社会人としての“大人力”を盛り込んだ恋愛アドバイスは、「実用度が高い」とOLたちからも大人気で、女性誌のさまざまな企画に登場するアドバイザーとして広く知られている。著書『大人の女力検定』（扶桑社文庫）ほか多数。【オズモール】
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