この時季、セールで冬モノや新作の春モノをゲットした人は少なくないはず。でも素敵だと思って買ったのに、着てみるとイマイチ…なんてことはない? 骨格診断ファッションアナリスト認定協会の委員を務める千葉のり子さんによると、それは「生まれ持った身体の特徴に洋服が合っていないケースが多い」とのこと。
「身体のラインや質感の特徴に合った洋服を着ていないと、太って見えたり貧相に見えたりするほか、野暮ったい印象になることもあります。逆に特徴に合った洋服を着ていると、垢抜けた印象になりスタイルがよく見えます」(同)
自分に似合う色を指す「パーソナルカラー」は近距離で見たときの魅力を引き出すのに対して、身体のラインに着目する「骨格診断」は引いて見たときの全体のバランスを美しく見せてくれるのだそう。
千葉さんによると、骨格タイプは次の3つに分類できるとのこと。さらにそれぞれに似合うファッションを教えてもらった。
タイプ1.ストレートタイプ
メリハリボディで、体に厚みがあるタイプ。太ると上半身から大きくなりやすい。芸能人でいうと米倉涼子さん、藤原紀香さん、竹内結子さんがこのタイプに当てはまり、シンプルでクラシカルなオシャレを意識するとスタイリッシュに見える。フリルなど飾りがついたアイテムを着ると、太って見えるので要注意。
タイプ2.ウェーブタイプ
体に厚みがなく、鎖骨がくっきり出ているなど上半身が華奢なタイプ。太ると下半身に脂肪がつきやすい。芸能人でいうと杉本彩さん、神田うのさん、戸田恵梨香さん。このタイプの人に似合うのは細身のシルエット。レースやフリル、リボンなど装飾性のある華やかなアイテムも◎。シンプルなアイテムだけで着こなすと、貧相に見えるので、避けよう。
タイプ3.ナチュラルタイプ
骨格や関節が大きく、身長のわりに手足が大きいといった特徴がある。芸能人では天海祐希さん、今井美樹さん、萬田久子さんがこのタイプ。このタイプは、少し大きめのサイズをラフに着崩すと、女性らしい色気が際立つ。逆にジャストサイズのスーツや、細身のアイテムを着ると、身体のフレーム感が目立ち色気がなくなる。
骨格タイプは痩せたり太ったりしても変わらず、一生同じなのだそう。自分の骨格タイプに合うファッションを覚えておこう!
千葉のり子パーソナルブランドコンサルタント。働く女性が自身の強みや持ち味を活かし、自分らしく輝けるよう、心と外見の両方からのサポートを行っている。一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会の委員としても活動中。著書に『がんばった分だけ認められる女子の仕事術』(日本実業出版社)。【オズモール】