■難しくて表現できないなら「リフレージング」する 英語を話すためのもう一つのポイントは「リフレージング」です。
「リフレージング」とは、手持ちの英単語ではうまく言えないことを、知っている英単語で言い換えるということ。
たとえば、「寝癖がひどい」と言いたい時、ネイティブならば“I have a bed hair.”と言います。「寝癖(=bed hair)」というのは、日本人にとってあまりポピュラーとはいえない言葉ですが、この言葉を知らないと「寝癖がひどい」ことを伝えられないかというとそんなことはありません。
自分の知っている単語を駆使して“I didn’t take a shower this morning so my hair is standing up(私は今朝シャワーを浴びなかったから、髪の毛が立っている)”と言っても十分に伝わるはずです。
このように、言い方がわからない表現を、知っている言葉を使って言い換えるトレーニングをすることで、英語を話す力は格段に上がります。
そして、この際は「いつ、誰が、なにを、どこで、なぜ、どのように」の、いわゆる「5W1H」に「自分の感情」を加えた「5W1H+Emotion」で考えていくと、より自分の意図が伝わるリフレージングになります。