写真友達の友達や、昔あまり交流のなかった同級生。そんな人たちと手軽にアクセスできるのがFacebookやTwitterなどSNSの魅力。ともなれば、これはぜひ恋人探しに活用しない手はない！ お近づきになりたい男性を見つけたら、もちろん“友達申請”をしつつ、はじめましてメッセージを送りたいけれど、これってOK？ そしてどんなメッセージを送ればいいの？
「今や世の中はSNSなしに恋愛は成り立たないといっても過言ではありませんから、友達申請はなんの問題もないでしょう。ネット上だからといって見ず知らずの人に次々声をかけるとトラブルになることもありますが、上手に使えばSNSは恋愛を活性化させるいいツールとなります」
そう答えてくれたのは、コラムニストの石原壮一郎さん。ネット上でのアプローチに関して、深く考えすぎなくてもいいのだとか。ただし、距離感は重要。
「ファーストコンタクトのメールに“（自分が）誰だかわかりますか？”なんて送るのは失敗のモト。本当に忘れられている可能性もありますから、まずは“1週間前のSさん飲み会でお会いして、日本酒話で盛り上がった○○です”といったように、彼に自分を思い出してもらえるような具体的な自己紹介を」（同）
そしてお目当ての彼とつながったら、次はダイレクトメッセージで頻繁にやりとりしたくなるけれど、それは“慌てすぎ”との指摘が。
「あまりにも早急に彼に近づこうとすると“距離感がない”“下心がみえみえ”“なにかの勧誘では？”など、相手に警戒される恐れがあります。まずは“怪しい人ではありません”ということを彼にわかってもらうため、SNSの書き込みでごく普通の生活を送っていることをアピールしていきましょう」（同）
そして少しずつに、「サークル合宿で行った思い出の山」とか「みんなで堪能した、幻の銘酒！」など、お目当ての彼しか知らないような話題を持ち出してみて。こちらに興味を持ってくれているならなにかしらの反応があるので、そこからゆっくり直接メッセージをやりとりするなどで距離を縮めて。
SNSは常に第三者の目があるということを忘れないことも大切。節度あるふるまいが求められる場であるので、控えめな書き込みを心がけて。大人力を発揮すれば、必ず恋を捕まえられるはず！
石原壮一郎コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』でデビュー。大人の新しい概念と可能性を知らしめ、“大人女子”へのアドバイスにも定評がある。社会人としての“大人力”を盛り込んだ恋愛アドバイスは、「実用度が高い」とOLたちからも大人気で、女性誌のさまざまな企画に登場するアドバイザーとして広く知られている。著書『大人の女力検定』（扶桑社文庫）ほか多数。【オズモール】
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