「上司に意見をぶつけてみよう」「新しい企画を提案してみよう」「以前から興味があったあの会社に転職しよう」。仕事の大事な場面で必要となるのが、決断力。でも気持ちが揺れ動き、なかなか決断できないという人もいるのでは?
そこで、世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさんが提案するのが「普段はやらないことを日常生活でしてみること」。
「特に、苦手なことに挑戦してみて。例えばジェットコースターが苦手な人なら、ジェットコースターに乗ってみてください。遊園地までわざわざ行くこと、嫌いなジェットコースターに乗ることには大きな決断が必要です。あえて苦手なことに挑戦する決断ができると、仕事の場面でも決断しやすくなるのです」(同)
ただし、普段やらないことを実行するためには、次の2つが重要な条件になるのだそう。
1.「体感できること」をする
ジェットコースターのほか、泳ぐのが苦手ならスキューバダイビング、高い場所が苦手なら高層タワーに上ってみるといった、体に刺激があるチャレンジがおすすめ。日常では使わない感覚が刺激され、決断を促す発想が出やすくなる。
2.「なぜやるのか」を意識する
「なぜやるのか」「やった結果どうなりたいのか」を意識したうえでチャレンジして。さらに挑戦した後は、決断できた自分を認めてあげよう。すると仕事で決断しなければならないときにも、冷静に判断ができ、決めたことを実行できた自分をポジティブに捉えられるようになる。
「仕事をするうえで、常に『自分はどうなりたいのか』というビジョンを持つことも大切です。すると日頃から『なぜ自分はこの仕事をするのか』と、一つひとつ確認して仕事にとりかかる習慣が身につきます。例えば上司に頼まれた仕事をする場合、『頼まれたからやるけれど、引き受けるのはなぜか』ということを自分に確認し、そのうえで『やると決める』。こうした考え方が身につくと、どんな仕事が自分にとって価値があるのかを判別できて、適切なタイミングで適切な決断を下せるようになります。すると、仕事の質も変わり、やりがいが生まれてくるはずです」(同)
まずは、苦手で避けてきたことは何だったかを考え、それを年末年始に実行してみよう。新しい自分になって、仕事始めを迎えられるかも!
向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。
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