写真仕事やプライベートに大忙しの今ドキ女子たち。特に年末はイベントの予定がたくさんで、心や体が疲れてしまい、気づかないうちにストレスを溜めてしまっている人も多いはず。
「仕事後に、同僚や友人たちと飲みに行ったり、ひとりのときもネットサーフィンやSNSなどに時間を費やしていると、心の声を聞き逃してしまったり、本当の自分を見失ってしまいます。すると、心と体はバランスを崩しやすくなります。一日の中にリセットできる時間を持ち、健やかな心の本当の自分を取り戻しましょう。すると自然に体も元気になるんです」
そうアドバイスをくれたのは、瞑想トレーナーのさちなさん。どんなことをすれば、リセットできるか教えてもらおう。
「一日一回、瞑想を取り入れるようにしましょう。瞑想はシンプルでとても簡単。ひとりになれる場所で、好きな時間に5～10分ほど目を閉じて、頭をからっぽにして、リラックスさせます」（同）
頭をからっぽにするといっても、今日起こったイヤな出来事や明日の仕事のことが気になって、ついそのことばかり考えてしまう場合は？
「頭に浮かんできたことを、追い払おうとするほど、そのことで頭がいっぱいになって、リラックス状態から離れてしまうので、雑念が出てきたときは無視するようにしましょう。スルーするようなイメージで。そして、例えば太陽のやさしい光に包まれている自分の姿をイメージしてください。“あたたかさ”を感じながら力を抜いて、身体の感覚に集中するのも◎。すると、意識がイメージや感覚に集まるので、雑念が湧きにくくなるはずです」（同）
座禅を組んだり、音楽をかけたり、お香を焚いたりする必要はないの？
「瞑想はイスに腰掛けた状態でもOK。音楽は、川の流れる音や鳥のさえずりの音が入っているリラクゼーション系のBGMがおすすめです。香りは、フランキンセンスやラベンダーのアロマが心を穏やかにする作用があるので、お好みで取り入れましょう」（同）
一度、瞑想しただけで劇的に変わるということはないけれど、続けていくうちに、頭がスッキリとして心が穏やかになるのを感じられるはず。忙しい時季だからこそ心をいたわって。
さちな（熊木幸奈）メディテーション(瞑想)トレーナー、一悟術ヒーラー、作業療法士。10年間、作業療法士として、病院や地域医療に携わり、体だけでなく、心の領域の重要性を感じる。原始仏教のヴィパサナ瞑想を習うため本場インドなどで瞑想の素晴らしさ体感し、アーユルベーダー医学、ヨガを学ぶ。さらにさまざまなヒーリング（一悟術士取得、レイキティーチャー取得）を体得。2008年に『瞑想トレーナー』としての道を歩むことに決意。2014年3月末には初の著書が発売予定。【オズモール】
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