娘「母の料理がおいしすぎて、結婚できません」
2013年12月17日 11:30 gooランキング
料理上手でやさしくて友達のように何でも話せる… まさに理想の母親像ですが、そんな母親のそばは居心地が良すぎるのか、30代、40代になっても実家を離れられない未婚女性が増えつつあるようです。岡野あつこさんと倉田真由美さんの共著『「母」のせいで結婚できない女たち』（日本文芸社）によると、最近は女性の「マザコン」が増えているとありますが、その問題点について探ってみました。
●母の料理がおいしすぎて結婚できません
発言小町のトピック「母の料理がおいしすぎて、結婚できない」は、働く未婚アラフォー女性からの投稿。それなりに彼や男友達もいるそうですが、朝晩の食事に加えお弁当まで作ってくれる母の手料理が魅力的過ぎて、とても家を出る気にはなれず、毎日美味しい食事をできることに幸せを感じているという投稿者。同じような境遇の人はいるか、また、こんな40女性をどう思うかと問うと、回答者からは「甘ったれ」、「40にもなって何やってんの」、「いつまでパラサイトしているつもりなの」といった非難の声をはじめ、「うらやましい」、「私も同じ」など、さまざまなコメントが寄せられました。
・「いい年したオバちゃんが甘えすぎだと思いました」（27歳兼業主婦より）
・「こんな事を言う男性と結婚したいですか？」（暇人さん）
・「小中学生の子供でしたら、単純に嬉しいです。ただ、40代でしたら、同時に少し寂しいです」（2児ママさん）
「おいしすぎる母の料理と離れてまで、結婚したいとは思わない」とあっけらかんと言ってのける相談者に驚きの声が寄せられています。そして、目下子育て中の主婦からは「我が家の小学生の娘の方がまだ自立している」といった呆れ声も。
・「前半部分、まるで私が書いたかのようです！私もまっったく同じ状況です！（中略）他の方からのキツいレス、私に向けられた言葉だと思って読んでいます。ありがとうございます」（今回匿名さん）
・「私も似たような感じではあるのですが、35歳までにはなんとか出なきゃと思ってます」（苺さん）
同じ境遇の女性はコメントしづらい空気もあったためか、少数派でした。実家暮らしの未婚組には耳の痛い話ですが、同世代の子持ち女性に「いい大人が情けない」といわれれば「その通り」と頷くしかないようです。
・「マズ飯ママを持ったわたしには、心底うらやましい」（Kittenさん）
・「私は実家にいるメリットがなくて、早々と実家を出て結婚しました」（ひよこさん）
・「うちの母は料理が下手で、子供の頃は食事をするのは義務だと思っていました」（bbさん）
料理の上手な母親がいて純粋にうらやましい、という声も聞かれました。しかし料理ベタな母親の方が、自立のきっかけを与えてくれるものかもしれません。
●一人で生きていけるようにするのが子育てのゴール
・「お母さん… 娘の育て方を間違えましたね。という印象です」（ルビーさん）・「子離れできない親の典型」（まいさん）
・「一人で生きていけるようにするのが、子育てのゴールだと思っていますので、子育て失敗かと思います」（kkさん）
「娘の自立を阻んでいる」と、母親のあり方に物申す回答者も。
・「せっかくお母様がお料理上手なのに、40年その料理を習う機会・興味がなかったあなたが女として残念」（kanさん）
・「味は引き継いでいかないと、絶えてしまいますよ。凝った料理じゃないからこそ、基本の技術や工夫が光るものです。『おいしい』にはちゃんと理由があるんですよ。手作りには様々な歴史が詰まっているものですよ」（砂糖さん）
最も多かったのが、母親から料理を教えてもらってはどうかというアドバイス。母の味を受け継いで、次の世代に伝えるべきとの声が聞かれました。
・「トピ文からは、親孝行したい意志が感じられないのが疑問です」（ももかさん）
・「大人になるっていうことは、人に自分が何かを与えることに目覚めることだと思う。そして人に何かを差しだし、与えることの豊かさこそが人生の醍醐味なのだと思う。（中略）40歳になってもその醍醐味を知らずに生きてるのだなって思う。もったいないね」（noaさん）
大人になりきれていない相談者に対し、人に与える豊かさの醍醐味を知らずに生きているのはもったいないとする叱咤の声も。まずは親孝行から始めたいところではありますが……。
●母の手料理よりも魅力的な結婚って？
一方で、相談者と同じような境遇でありながらも結婚し、その後夫とうまくやっているという回答者も。
・「私も、かつてはトピ主さんと同じでしたが結婚できました。というのも、夫は大学生の時にひとり暮らしで自炊し、社会人になっても3年程は自炊していて、しかもお料理が趣味なので助かりました」（華さん）
彼女の場合は、料理が趣味な男性と知り合ったことが、結婚への転機となったのでしょうか。共働きの家庭では、家事分担に積極的な男性も増えていますが、料理に関しても得意な方が担当するというのは自然な流れかもしれません。いっそのこと、相談者もそういう男性と出会ったら、母親にがっちりつかまれていた胃袋も開放され、「結婚もいいな」と感じるようになるのかもしれません。
アラフォーというと、結婚をきっかけとせずとも、いずれは自立し、母親と離れて生きていくことを考えなくてはいけないお年頃。さて、皆さんは、女性の「マザコン」について、どう考えますか？（熊）
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・「いい年したオバちゃんが甘えすぎだと思いました」（27歳兼業主婦より）
・「こんな事を言う男性と結婚したいですか？」（暇人さん）
・「小中学生の子供でしたら、単純に嬉しいです。ただ、40代でしたら、同時に少し寂しいです」（2児ママさん）
「おいしすぎる母の料理と離れてまで、結婚したいとは思わない」とあっけらかんと言ってのける相談者に驚きの声が寄せられています。そして、目下子育て中の主婦からは「我が家の小学生の娘の方がまだ自立している」といった呆れ声も。
・「前半部分、まるで私が書いたかのようです！私もまっったく同じ状況です！（中略）他の方からのキツいレス、私に向けられた言葉だと思って読んでいます。ありがとうございます」（今回匿名さん）
・「私も似たような感じではあるのですが、35歳までにはなんとか出なきゃと思ってます」（苺さん）
同じ境遇の女性はコメントしづらい空気もあったためか、少数派でした。実家暮らしの未婚組には耳の痛い話ですが、同世代の子持ち女性に「いい大人が情けない」といわれれば「その通り」と頷くしかないようです。
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・「私は実家にいるメリットがなくて、早々と実家を出て結婚しました」（ひよこさん）
・「うちの母は料理が下手で、子供の頃は食事をするのは義務だと思っていました」（bbさん）
料理の上手な母親がいて純粋にうらやましい、という声も聞かれました。しかし料理ベタな母親の方が、自立のきっかけを与えてくれるものかもしれません。
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・「お母さん… 娘の育て方を間違えましたね。という印象です」（ルビーさん）・「子離れできない親の典型」（まいさん）
・「一人で生きていけるようにするのが、子育てのゴールだと思っていますので、子育て失敗かと思います」（kkさん）
「娘の自立を阻んでいる」と、母親のあり方に物申す回答者も。
・「せっかくお母様がお料理上手なのに、40年その料理を習う機会・興味がなかったあなたが女として残念」（kanさん）
・「味は引き継いでいかないと、絶えてしまいますよ。凝った料理じゃないからこそ、基本の技術や工夫が光るものです。『おいしい』にはちゃんと理由があるんですよ。手作りには様々な歴史が詰まっているものですよ」（砂糖さん）
最も多かったのが、母親から料理を教えてもらってはどうかというアドバイス。母の味を受け継いで、次の世代に伝えるべきとの声が聞かれました。
・「トピ文からは、親孝行したい意志が感じられないのが疑問です」（ももかさん）
・「大人になるっていうことは、人に自分が何かを与えることに目覚めることだと思う。そして人に何かを差しだし、与えることの豊かさこそが人生の醍醐味なのだと思う。（中略）40歳になってもその醍醐味を知らずに生きてるのだなって思う。もったいないね」（noaさん）
大人になりきれていない相談者に対し、人に与える豊かさの醍醐味を知らずに生きているのはもったいないとする叱咤の声も。まずは親孝行から始めたいところではありますが……。
●母の手料理よりも魅力的な結婚って？
一方で、相談者と同じような境遇でありながらも結婚し、その後夫とうまくやっているという回答者も。
・「私も、かつてはトピ主さんと同じでしたが結婚できました。というのも、夫は大学生の時にひとり暮らしで自炊し、社会人になっても3年程は自炊していて、しかもお料理が趣味なので助かりました」（華さん）
彼女の場合は、料理が趣味な男性と知り合ったことが、結婚への転機となったのでしょうか。共働きの家庭では、家事分担に積極的な男性も増えていますが、料理に関しても得意な方が担当するというのは自然な流れかもしれません。いっそのこと、相談者もそういう男性と出会ったら、母親にがっちりつかまれていた胃袋も開放され、「結婚もいいな」と感じるようになるのかもしれません。
アラフォーというと、結婚をきっかけとせずとも、いずれは自立し、母親と離れて生きていくことを考えなくてはいけないお年頃。さて、皆さんは、女性の「マザコン」について、どう考えますか？（熊）
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