写真さまざまな仕事で必要とされる「ひらめき力」。ひらめき力があれば、仕事のチャンスが舞い込みそうだけど、努力だけで生まれるものでもないのが、難しいところ。
「自分の好きなことを優先させると、ひらめきは生まれやすくなります」
そう話すのは、世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさん。
「ひらめきは、リラックスしているときに生まれるもの。リラックスしていると、さまざまな情報を受け取ることができ、その中から必要な情報をキャッチできるのです。適度にリラックスするには、自分の好きなことをするのがいちばんです」（同）
例えば職場で、差し入れに大好きなケーキをもらったとする。しかし、やらなければならない仕事がたまっている場合、多くの人は「ここまで仕事を終えたら食べることにしよう」と、仕事を優先しがち。けれども“好きなこと”を優先して食べたいタイミングでケーキを食べると、最高のタイミングでリラックスするため、その後仕事にとりかかったときにひらめきが生まれやすくなるのだそう。
逆に、“好きなこと”よりも仕事を優先させると緊張状態が続き、ケーキを食べるために早く終わらせようとしてやっつけ仕事になることも。
「仕事が忙しいときは仕事ばかりを優先させがちですが、仕事に差し支えない程度に好きなことを優先させる時間を持つ習慣をつけると、『ひらめくことが当たり前』といった状態になるのです」（同）
でも、仕事がたまっているときに好きなことをすると、うしろめたさを感じてしまうことも。
「自己肯定感が低く『自分を優先させてはいけない』という意識が強い人ほど、好きなことを優先させると『上司に怒られるのではないか』『後悔するかも』とうしろめたさを感じる傾向があります。たとえ1日1分でもいいので、好きなことを優先させる時間を意識して持つと、自己肯定感が高くなってうしろめたさも感じにくくなります」（同）
自分の好きなことがよくわからないという人は、まずは「食べたい」「寝たい」などの本能的な欲求に忠実になることを心がけるといいのだそう。
ひらめきが生まれやすくなれば、仕事が楽しくなって、周りからの評価も変わってくるはず。年末で仕事が忙しくなる時期だけど、好きなことをする時間も大切にしよう！
向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。
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