トップへ

年末年始の冬太りを防ぐ!食べ方のコツ

2013年12月12日 00:02  オズモール

オズモール

写真
年末に近づくと忘年会やクリスマスパーティなど、素敵な予定がいっぱいという女子も多いはず。楽しみな反面、食べすぎや飲みすぎによる体重の増加も気になるところ…。そこで、健康と美容に詳しい中医薬膳師の刀根由香さんから、この時期に太らない食養生法を教えてもらおう。 「冬の寒い時期は、体温を上げるために基礎代謝が高くなる季節。実は効率がよくダイエットできるチャンスでもあります。“消費する量より食べる量が多ければ太る”ということはご存知だと思いますが、食べ過ぎた上に胃腸の機能が低下していると、食べ物や飲み物がきちんと消化されず、脂肪やむくみの原因のひとつになります。胃腸のコンディションを整えて、食べたものはしっかり消化しましょう」(同) 胃腸の働きを高めるためには、どんなことをしたらいいの? 「胃腸は冷やすと働きが悪くなります。適度なアルコールは体を温めて血行を促進しますが、キンキンに冷えたビールや氷がたくさん入ったサワー、甘いカクテルなどは冷えのもと。焼酎や梅酒のお湯割り、常温の赤ワイン、お燗にした日本酒などを選びましょう。ただし、飲み過ぎは厳禁です。女子会には、体を芯から温めて、野菜もたっぷりとれる鍋料理がおすすめ。逆に消化の悪い揚げ物や体を冷やすサラダなどはなるべく控えて。“デザートにアイスクリーム”などは言語道断です」(同) とはいえ、忘年会やクリスマスパーティが盛り上がりすぎて、冷たいお酒を飲みすぎたり、油っぽい料理をたくさん食べてしまったら? 「そんなときは食後に温かいほうじ茶などをいただき、翌日は食べ過ぎで疲れた胃腸を労わるような食事を。例えば、朝は野菜たっぷりの味噌汁、昼は焼き魚や煮物などの和定食、内臓機能が回復する時間帯の夜には、胃腸を休ませるために、なるべく薄味のあっさりしたスープ類などがおすすめです」(同) また、飲食の時間に気を付けることも、冬太りを防ぐポイントになるのだそう。 「食べてすぐに眠ると太りやすいうえに、胃腸への負担が大きくなります。なるべくおなかをからっぽにして眠ると、胃腸の回復が早くなります」(同) スッキリした体で年始を迎えるためにも、冬太りしない食養生法を取り入れよう! 刀根由香管理栄養士・中医薬膳師。東京農業大学栄養学科卒業後、健康雑誌の編集を経て、漢方専門誌のライターに。その後、国立北京中医薬大学日本校で本格的に薬膳を学び、現在はサロン「お肌の相談室とね」で西洋栄養学と東洋栄養学の両面から、健康と美容に関するアドバイスを行っている。【オズモール】