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“音の感性”磨きで、話の理解力を高める!

2013年12月10日 00:02  オズモール

オズモール

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仕事でトラブルになりやすいのが、「言ったはず」「いや、聞いていない」といった伝達ミス。「こうしたミスが起こるのは、コミュニケーションの基本中の基本である『正しく聞くこと』ができていないから」と話すのは、世界中の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさん。 「伝達ミスをしやすいだけではなく、いつも人との壁を感じてしまうという人は、相手の言葉を正しく聞けていないのかもしれません。人はまず、相手の言葉を“音”として聞いてから、その言葉の“意味”を理解しようとします。『正しく聞く』ということは、相手の言葉の“音”を正確に聞き取るということ。相手の言葉を『正しく聞く』ということは、意外と難しいのです」(同) では相手の言葉を「正しく聞く」ためには、どうすればいいの? 「普段なにげなく音を聞いていると思いますが、少しでいいので、『聞く』ということに意識を向ける時間を持つようにしてみてください。例えば公園では、遊ぶ子供たちの声や鳥の声、風に揺れる葉の音などさまざまな音が聞こえます。その中でどれかひとつだけに意識を集中して聞くようにすると、正しく聞く力が磨かれます。普段聴いている音楽も、バックで演奏しているどれかひとつの楽器の音だけを聞くというように意識してみてください」(同) 1日5分間でもこんなふうに聞くことに意識を向けると、「正しく聞く」力が磨かれていくのだそう。家に帰るとテレビをつけっぱなしという人は、テレビをつけない時間を作り、静かな環境の中で聞こえる音に耳をすますといったことも有効なのだとか。 「現代は情報が多く、聞くことを特別に意識しなくても音が耳に入ってくるため、『正しく聞く力』が鈍っているのかもしれません。聞くことに意識を向けることを習慣にすると、たとえ相手の伝え方が下手だったとしても、言葉の意味をよく理解できるようになってくるのです」(同) こうして伝達ミスを回避できれば、初対面の相手でも最初から壁を感じずに接しやすくなれそう。 年末が近づき、来年の目標を考え始めている人もいるはず。「正しく聞く」力を磨くことを目標のひとつにして、来年はコミュニケーション力の高い女子になろう! 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】