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カサカサの手&脚が見違える!冬の潤いケア

2013年12月05日 00:01  オズモール

オズモール

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冬になって空気が乾くと、手やかかとがガサガサに荒れたり、体がかゆくなったりする女子も少なくないはず。“季節的なものだから”と放置すると手の指やかかとがひび割れたり、眠れないほどかゆくなることもあるので日常のケアが大切とアドバイスをくれたのは、健康と美容に詳しい中医薬膳師の刀根由香さん。 「肌が乾燥したままにすると、外部からの刺激を受けやすくなります。今までなんのトラブルも起こらなかったのにせっけんや洗剤でかゆみが出たり、洋服やタオルなど繊維がチクチクすることも。肌は一度トラブルを起こすと治りにくいので、早めのケアで乾燥させないことが基本です」(同) 肌を乾燥させないためには、クリームをこまめに塗って保湿することが大切なのだとか。 「手荒れが気になるときは、手を洗ったらよく水気を拭いてハンドクリームを指先まで塗る習慣を。それでも乾燥するときには、夜寝る前にハンドクリームをたっぷり塗り込み、綿かシルクの手袋をはめて、その上からに薄手のゴム手袋を重ねて眠りましょう。翌朝には、潤いが回復するでしょう。また、血行不良も乾燥を悪化させるので、手のひらを指圧したり、爪の根元や指の関節をもう一方の指で挟むようにマッサージ。そのままひじまでマッサージをすると血行が促進され、次第に透明感のあるきれいな手になります。足にもたっぷりクリームを塗り、足首や足指を回したり、土ふまずや足の甲をさするようにマッサージしましょう」(同) また、体全体の乾燥ケアには入浴がポイントなのだとか。 「温度の高いお湯は肌を乾燥させます。シャワーやお風呂の温度は、なるべく低めに設定。バスタブに40度ぐらいのぬるめのお湯を張り、バスオイルやバスミルクなど潤い成分入りの入浴剤を入れて20分ぐらいゆっくり入浴しましょう。お風呂上りのボディーミルクも忘れずに」(同) さらに、乾燥を防ぐためには、天然素材の衣服を身に付けることも効果的なのだそう。 「ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は、肌を乾燥させやすく、静電気の原因にもなるので、直接肌に触れる下着やパジャマはできるだけ綿やシルクなど天然素材を選ぶように心掛けましょう」(同) 簡単なケアとマッサージ、衣服選びに気を配れば、この冬は乾燥知らずのしっとり肌が手に入れられそう! 刀根由香管理栄養士・中医薬膳師。東京農業大学栄養学科卒業後、健康雑誌の編集を経て、漢方専門誌のライターに。その後、国立北京中医薬大学日本校で本格的に薬膳を学び、現在はサロン「お肌の相談室とね」で西洋栄養学と東洋栄養学の両面から、健康と美容に関するアドバイスを行っている。【オズモール】