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乾燥肌には2種類あった!タイプ別潤いケア

2013年11月21日 00:01  オズモール

オズモール

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空気が乾燥するこの季節、肌がつっぱったり、ピリピリしたり、メイクのノリが悪くなったりと、肌のトラブルに悩む女子が多いみたい…。 「肌の乾燥を放っておくと、さまざまな肌トラブルの原因になるので早めのケアが肝心」と教えてくれたのは、健康と美容に詳しい中医薬膳師の刀根由香さん。 「乾燥はふたつのタイプがあります。ひとつは、皮膚が薄くて乾燥しているタイプ。こちらは、皮膚が生まれ変わる周期が乱れて、皮膚細胞がきちんと成長しないままどんどん入れ替わり、皮膚が薄くなった状態。本来なら、肌の表面に水分を蓄えて、外部の刺激から守る働きがありますが、薄くなると外気の影響を受けて肌が乾燥してしまうのです。もうひとつは、新陳代謝が悪く、皮膚が厚くなりゴワゴワしてしまうタイプで、くすみやかゆみが出るのが特徴。自分の肌がどちらに近いか判断してケアしましょう」(同) ◎皮膚が薄く乾燥してしまうタイプ 洗顔や入浴後の水分補給が大切。通常量より多めの化粧水を手にとり、肌におしこむように浸透させる。そのあと、乳液やオイル、クリームをたっぷり重ねづけして水分保持。皮膚が薄くなっているので刺激は厳禁! 化粧水をつけるときには、コットンを使わないのが◎。洗顔後に顔を拭くときも、やわらかい素材のタオルでそっと水分をぬぐって。 ◎皮膚が厚くなって乾燥してしまうタイプ まずは厚く、かたくなった皮膚に水分を補い、柔らかくするところからスタート。化粧水をたっぷり含ませたコットンマスクで、肌に水分補給し、柔らかくなったら入浴中のマッサージをプラス。バスタブに入って肌が温まったら、たっぷりのオイルで肌の表面を滑らせるように、やさしくマッサージしよう。 肌の乾燥は外気からの影響だけでなく、冷えや血行不良も大きな原因に。 「冷えやすい人は、ショウガやニラ、ニンニク、青魚などを積極的に食べましょう。ヤマイモやカボチャ、鶏肉、まぐろ、きくらげ、ナッツ類などもおすすめ。牡蠣や卵、レンコン、梨は肌を潤す効果があります」(同) 自分の肌に合ったケアと食養生を上手に取り入れて、乾燥に負けない肌を作ろう! 刀根由香管理栄養士・中医薬膳師。東京農業大学栄養学科卒業後、健康雑誌の編集を経て、漢方専門誌のライターに。その後、国立北京中医薬大学日本校で本格的に薬膳を学び、現在はサロン「お肌の相談室とね」で西洋栄養学と東洋栄養学の両面から、健康と美容に関するアドバイスを行っている。【オズモール】