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気配り女子になれる!一筆箋を書くポイント

2013年11月20日 00:01  オズモール

オズモール

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自宅や会社に自分宛ての贈り物が届くと、包みを開けるのもワクワクして嬉しいもの。さらに手書きのひと言が添えられていたら、喜びが増すはず。 「目上の人に贈り物などを送付する場合、送付状はマナーや礼儀作法に縛られがちですが、手書きのひと言はラクに考えてかまいません。手書きというだけで、相手に丁寧な印象を与えるからです。贈り物の場合だけではなく、仕事で書類や商品を送るときにもぜひ手書きのひと言を活用してください。送付状には、ほんの数行でスペースが埋まる一筆箋がおすすめ。一筆箋は何種類か用意しておいて、相手や季節に応じて絵柄を選びましょう。背面がシール状になった付箋タイプのものも便利です」 そう話すのはプライベートやビジネスで役立つ手紙の書き方をアドバイスしている、むらかみかずこさん。そこで送付するもの別に一筆箋の書き方を教えてもらった。 ◎贈り物を送付する場合 理由がわからない贈り物は、相手を戸惑わせるもの。「いつもお世話になっている感謝のしるしに」「日頃のお礼に」など、相手を不安な気持ちにさせない気配りのひと言を。「ささやかではありますが」「ほんの気持ちですが」といったひと言を加えると、相手に気兼ねなく受け取ってもらえる。「つまらないものですが」は恐縮し過ぎなので避けて。 ◎仕事で資料などを送付する場合 「お問い合わせいただいた○○を送ります」という言葉が基本。「ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます」も資料などを送付する際には適切な言葉。「問題がないか確認したうえで、受け取ってください」という意味を持つ。さらに「ご不明な点など、いつでもお気軽にお申し付けくださいませ」「お気づきの点などありましたら、ぜひご意見をお送りください」と書くと丁寧な印象に。パソコンで送付状を作成する場合でも、余白に1行「よろしくお願いいたします」だけでOKなので手書きしよう。 ◎借りていたものを返却する場合 お礼とともに、「貸してよかった」と思ってもらうように、役立ったことなど感想を伝えて。 味気ない資料でも手書きのひと言が添えられていたら、グッと信頼感が増すもの。一筆箋に気の利いたひと言をさらりと書ける大人女子になろう! むらかみかずこ手紙文化振興協会理事長。企業や自治体向け研修や一般向け講座で手紙の書き方を数多く教えている。一筆箋、レターセット、万年筆、切手などグッズの活用法も提案している。著書に『できる大人のひとこと手紙』(高橋書店)など。【オズモール】