トップへ

男子の理想!?“昭和系彼女”の恋愛テク

2013年11月15日 00:02  オズモール

オズモール

写真
今の世の中で、男性が女性に求めるのはどんなタイプ? ドラマに登場する女性やさまざまな世論調査によると、最近は「尽くし系の女子」が理想とされている傾向があるみたい。ところでそれはなぜ?  「今の20~30代男子は平成の不況ですっかり弱くなってしまったといえます。そんな彼らが子供のころに見ていた“昭和の大人の男性”は、強くて威厳があったので、それに憧れを感じる人も多いでしょう。そして景気が戻りつつある今になり、その昭和の男性を支えた女性の姿が理想となっているのです。また“自分が女性を養ってあげる”という点に、ロマンを感じる人もいるようです」(コラムニスト・石原壮一郎さん) 昭和の男性を支えた“昭和女子”とは、“自分の仕事よりも彼を優先”“朝彼が起きる前に、ごはんの支度を整えておく”“わかりやすい気遣いができる”“男子を上手に立てて、褒めることができる”“彼がピンチのときは励す”などの特徴があるそう。それではこれを実践すれば、男性はみんな、メロメロになるということ? 「現実に昭和的な女性とつきあうと本当に幸せかというと、自分にとってのメリットだけでなく彼女へしてあげなくてはならないことも伴ってくるものですから、平成の価値観では難しい点もあります。“デートのとき、支払いは基本的に男性”“男性に対して従順な彼女は自分の人生をゆだねてくるので、常に判断をしてあげなくてはいけない”などです。それらを引き受ける覚悟は、多分今の男子にはないでしょう。あくまでも理想のイメージの話であり、本当に昭和系彼女を地でいってしまうと、男子からはウザがられる恐れもあります」(同) とはいえ“昭和系彼女”からは、学ぶところもいっぱいありそう! 自分を立ててもらうことに慣れてないけど、尊重して欲しい願望があるイマドキ男子を「すごい!」「頼もしい!」など言葉にして褒めることはやっぱり大事。さらに裁縫道具を持ち歩いてボタンを付けてあげたり、ハンカチをさっと貸してあげるなどの“わかりやすい女子力アピール”も株がアップしそう。 “昭和系彼女”をやりすぎると彼が付け上がる可能性が高いけど、長いお付き合いを見据えて小出しにすれば、愛され度は上がるはず。“たまに昭和プレイ”くらいのさじ加減で、自分を上手に演出してみよう! 石原壮一郎コラムニスト。月刊誌の編集者を経て、1993年に『大人養成講座』でデビュー。大人の新しい概念と可能性を知らしめ、“大人女子”へのアドバイスにも定評がある。社会人としての“大人力”を盛り込んだ恋愛アドバイスは、「実用度が高い」とOLたちからも大人気で、女性誌のさまざまな企画に登場するアドバイザーとして広く知られている。著書『大人の女力検定』(扶桑社文庫)ほか多数。【オズモール】