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気持ちを込める!招待状の返信はがきのコツ

2013年11月13日 00:01  オズモール

オズモール

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手紙でのやりとりが減っている中で、一般的に封書で届くのが結婚式の招待状。20代以降になると、受け取ったことがある人は多いはず。招待状には、出欠を知らせる返信はがきが同封されているもの。 「事務的に出欠を伝えるだけではなく、必ず手書きのメッセージを添えて、お祝いの気持ちを伝えるようにしましょう。出欠を問わず、まずは招待してくれたことに対する感謝の気持ちを伝えるのがポイントです」 そう話すのはプライベートやビジネスで役立つ手紙の書き方をアドバイスしている、むらかみかずこさん。招待状を送った側は結婚式の準備で忙しい中、心温まるひと言を読むと、改めて幸せな気持ちになれるもの。そこでむらかみさんに返信はがきに添えるのにおすすめのひと言を教えてもらった。 ◎出席する場合 ・「2人の晴れ舞台に私もいることができて嬉しいです」「○○さんの素敵なウェディングドレス姿を見るのを楽しみにしています」など楽しみにしていることを伝える。 ・親しい友人であれば「なにか手伝えることがあったら、声をかけてね」といった言葉が喜ばれる。自分のできる範囲で具体的に「当日の受付を手伝おうか?」「2次会の幹事はもう決まった?」と伝えるとさらに嬉しい気持ちになるはず。 ・親とも知り合いの場合は、「ご家族のみなさんも、さぞ喜んでいるでしょう」といった言葉がおすすめ。 ◎欠席する場合 ・どうしても参加できない理由を添える。 ・出席できなくて残念な気持ちを伝える。 ・出席はできなくても心から祝福しているという気持ちを伝える。 もちろん、こうした慶事の場面ではマナーもきっちり守りたいもの。返信用ハガキに印刷されている「ご出席」「ご住所」の「ご」、「ご芳名」の「ご芳」など、自分への敬語は必ず消すようにして。1字だけ消す場合は斜線、2字以上は二重線がわかりやすい。さらに出席の場合は出席に丸をつけ、その下に「いたします」と続けて書き、欠席は二重線で消すようにしよう。 招待状のハガキは多くの人から返信がくるものだからこそ、ほかの人とは少し違った印象に残る言葉を贈りたいもの。おすすめのひと言をぜひ参考にしてみて。 むらかみかずこ手紙文化振興協会理事長。企業や自治体向け研修や一般向け講座で手紙の書き方を数多く教えている。一筆箋、レターセット、万年筆、切手などグッズの活用法も提案している。著書に『できる大人のひとこと手紙』(高橋書店)など。【オズモール】