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上司とうまくやる秘訣は母親との関係にアリ

2013年11月12日 00:02  オズモール

オズモール

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上司との関係がうまくいかないと、職場に通うのが憂うつになるもの。「上司がイヤな人で私ってツイてない」なんてぼやきがちだけど…。 世界中の女性たちから学んだ知恵をアドバイスしている向みどりさんは、「いつも上司とうまくいかないのは、母親との関係に原因があるのかも」と話す。 「上司との関係がいつもうまくいかない人は、母親がしつけや教育に関して厳しかったという傾向があります。子供のときに母親が厳しくてなかなか認めてもらえないと、『自分はいい子ではない』という意識が刷り込まれます。すると大人になっても、母親同様に目上の人間である上司のことが初めから怖く感じられ、成果を出しても認められないのではないかと自分から苦手意識を抱いてしまうのです」(同) 向さんによると、父親が厳しい場合も同じようなことが起こる傾向があるけれど、一緒にいる時間が長い母親との関係のほうが、将来の人間関係に影響を及ぼしやすいのだとか。これまで自覚したことがなくても、上司との関係がうまくいかない人は、どんなふうに育てられたか、過去を振り返ってみるといいみたい。 では、母親が厳しかったことが上司との人間関係に影響している可能性がある場合、どうすればその関係がうまくいくようになるの? 「自分が母親に言われてイヤだったことを思い出してみて。それが悲しかった体験なら今泣けばいいし、怒りがあるならその感情を認めてください。過去に抱いた母親に対する負の感情を、“感じ切る”ということが大切なのです。体験は具体的に思い出すほどよく、書き出してみるのも自分の内側にあるものを外に出すことにつながるのでおすすめです」(同) “感じ切る”ということができると、「母親の言ったことは真意ではなかった」「自分のことを思ってくれていたからこそ、言ってくれたのだ」など、母親の言動を違う視点から見ることができ、納得できるような理由を見つけられるのだそう。すると母親との関係がよくなるだけではなく、上司に対してもそれまで見えていなかったいい部分が見えてきて、恐怖感などが解消されやすくなるという。 上司との関係が行き詰まっている…と感じる人は、この機会に一度、アルバムなどをめくりながら母親との関係を思い返してみるといいかも。 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに「自分の価値と才能を生かしたビジネスで社会に貢献しながら魂を磨く女性たち」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】