家族、友人、同僚などの誕生日、昇進、恋人ゲットといったお祝いのときに贈るプレゼント。“プレゼント習慣”が強い米国では最近、実際にショッピングして手渡し(あるいは郵送)するのではなく、ソーシャルプラットフォームを通じて贈り物をする人が増えてきている。そうしたプラットフォームのひとつ「Gratafy」はこのほど、Facebookでつながっている人以外にも飲み物や食事のプレゼントを贈ることができるようにサービスを拡充させた。
これまでGratafyはFacebookのアカウントでログインし、Facebookでつながっている人にのみFacebook、メール、テキストを通じてプレゼントを贈ることが可能だった。今回導入したサービスでは、Facebookでつながっていなくても相手のメールアドレスや電話番号を入力することでプレゼントできる。
Gratafyは現在、拠点を置くシアトルと、ロサンゼルスでサービスを展開している。両都市のバーやレストラン250店が参加していて、バーのカクテルやレストランのコース料理・単品料理、パブのドリンク、コーヒーなどをプレゼントできる。贈られた側がギフトを実際に使うには、端末にギフトコードを表示して店員に見せるだけでOK。贈られた側が嬉しいのはもちろん、店にとってもプレゼント以外のメニューの注文や顧客開拓が期待できるので“おいしい”サービスとなっている。
サンクスギビングやクリスマスといったプレゼントシーズンを控え、同サイトでは利用の増加を見込む一方で、年内に他の都市でもサービスを開始するとしている。
Gratafy