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頭痛、肩こり、慢性疲労を和らげるアロマ

2013年11月07日 00:01  オズモール

オズモール

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仕事や恋に忙しい現代女性に多い体の悩みといえば、頭痛と肩こり、そして慢性疲労。病院に行くほどツラい症状がではない未病といっても、これらの不調が現れると、仕事が手につかなかったり、恋でがんばる気持ちが半減してしまったりすることもあるのでは? そこで、これらの不調のケア法を中医アロマセラピストの柏原茜さんに教えてもらおう! 「頭痛と肩こりは、中医学的には“気滞”(きたい)や“瘀血”(おけつ)が原因のひとつ。気滞は、ストレスや運動不足などにより気のめぐりが悪くなり不調が現れます。瘀血は生活習慣や冷えによって血の巡りが悪くなっていることを指します。この状態のまま、なにもケアをせず放っておくと、頭痛や肩こりが慢性化することもあるので要注意。香りの力を借りたセルフケアを取り入れ、症状を緩和してあげましょう」(同) <頭痛におすすめのアロマ> ○熱っぽい頭痛 ラベンダー、ペパーミント ○冷えを伴う頭痛 マジョラム・スイート、クローブ ○ストレスや血行不良が原因の頭痛 ベルガモット、ローズマリー <肩こりにおすすめのアロマ> ○冷え・風邪のひきはじめの肩こり ティートリー、ジンジャー ○ストレスによる肩こり ラベンダー、カモミール・ローマン ○血行不良による肩こり ローズマリー、シナモン 「特に冷えによる症状が気になるときは38度のお湯を張ったバスタブにアロマオイルを2~3滴たらし、ゆっくり時間をかけて入浴したり、アロマオイルを混ぜたマッサージオイルを作って、“肩井”(けんせい)というツボを刺激しながら行うセルフマッサージがおすすめ。肩井の位置は、首から肩先まで指をすべらせたところにあるくぼみの部分です」(同) 慢性疲労には、オレンジとコリアンダーシードのアロマが◎。部屋に香らせながら、ひざの外側のくぼみから指幅4本分下がったところにある“足三里”(あしさんり)というツボの刺激を行ってみては。 香りを味方につけてセルフケアを行えば不調知らずに。健やかな体でイキイキとした毎日を送ろう! 柏原茜中医アロマセラピスト、英国IFPA認定アロマセラピスト。英国ITEC解剖生理学・ホリスティックマッサージディプロマ取得。東京・吉祥寺の東西薬局主催「東西中医アロマスクール・サロン」にて、講師・セラピストとして勤務。中学校、カルチャースクールなどでも、日々の暮らしに役立つアロマセラピーを伝える活動を行う。『スピリチュアルアロマテラピー事典~中医と占星学から読み解く精油のメッセージ~』(河出書房新社)が好評発売中。【オズモール】