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相手の喜びがアップ!お祝いカードを書くコツ

2013年11月06日 00:01  オズモール

オズモール

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誕生日や結婚、出産などお祝いのときには、モノだけではなく相手の喜びをさらに大きくするために言葉も贈りたいもの。メールで伝えるのもありだけど、プライベートやビジネスで役立つ手紙の書き方をアドバイスしている、むらかみかずこさんは「手書きのほんのひと手間が、人づきあいをスムーズにする」と話す。 「効率やスピードが重視される時代に『自分のためにわざわざ手書きしてくれた』という驚きが、好意や信頼につながるものです。特にお祝いの言葉を記したカードは、相手の喜びをさらに大きくします。文章はほんのひと言、数行でOK。短くて簡単なフレーズのほうが相手も読みやすく、心にまっすぐ届くものです」(同) そこでむらかみさんに教えてもらった、お祝いカードの書き方のポイントは次の通り。 (1)努力や労をねぎらう ねぎらいの言葉は心に響くもの。親切心からであっても説教じみた文面は避けて。 (2)喜びを共有する 相手の幸せや成功を素直に喜んで。自分のことは控えめにしよう。 (3)成功、発展、健康を願う 祝うとともに成功、発展、健康を願う言葉を添えると心強く感じてもらえる。 さらにシチュエーション別に、相手が喜ぶカードの書き方も教えてもらった。 ◎誕生日祝い 相手が言われて嬉しい言葉をプレゼントして。「いつもオシャレ」「料理が上手」など相手が誇りに思っているであろう点を具体的にほめよう。また、新たな1年に向けて意識や意欲が高まるときなので「~しますように」と結ぶと相手の幸せを願う気持ちが伝わるはず。 ◎結婚祝い 相手が友達の場合、「○○ちゃんにとって△△さんは最高のパートナーだと確信しています」など、お互いをよく知っているからこそわかる言葉で祝福しよう。異性の結婚を祝うときは、その人のパートナーをほめるのも◎。 ◎出産祝い 新しい生命の誕生を喜ぶと同時に、母親の労をねぎらって。さらに育児を応援するようなひと言を添えよう。ただし、大変さを強調すると相手が不安になるので要注意。また、赤ちゃんの名前を聞いているなら、その名前にちなんだひと言を書くのがおすすめ。 最近はお祝いの言葉もメールですませているという人は、ぜひカードを買って、相手が喜ぶ顔を想像しながらお祝いの言葉を贈ろう! むらかみかずこ手紙文化振興協会理事長。企業や自治体向け研修や一般向け講座で手紙の書き方を数多く教えている。一筆箋、レターセット、万年筆、切手などグッズの活用法も提案している。著書に『できる大人のひとこと手紙』(高橋書店)など。【オズモール】