そうした患者の不安を解消し、治療プロセスなどの情報を提供するプラットフォームが「Wellbe」である。このスタートアップは140万ドルの資金を集め、“Patient Guidance System (PGS) ”という、“治療の道筋”を患者に提示してくれるシステムを構築した。このシステムを通じて、患者は24時間いつでも情報にアクセスすることができる。それぞれの治療プロセスについてガイダンスを受けて学んだり、自ら治療方法の選択をする際のサポートを受けられる。また、シンプルなチェックリストが載ったemailのリマインダーが送られてきて、患者が治療プロセスをフォローする後押しをしてくれる。さらに、治療チームとオンラインでメッセージのやり取りをしたり、動画のカンファレンスを受けたりするようなことも可能だという。