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企画や提案が実現する!発想力の磨き方

2013年11月05日 00:01  オズモール

オズモール

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仕事のやりがいを感じるのはどんなとき? 自分の企画が認められて、実現するときは大きなやりがいを感じるはず。これは企画の仕事に限ったことではなく、「ある目的を達成するためのアイデアを発想し、周囲の協力を得てそれを実現すること」は、どんな仕事にもある要素。 「企画実現のためにはさまざまな能力が必要ですが、特にどんな仕事でも役立つ要素が詰まっているのが発想力と相手を納得させる能力です。発想力を磨くために必要なのは、クライアントの満足度を上げるためにできることはなにか、という視点を持つこと。クライアントとは仕事のターゲットとなる相手のことで、社外の人に限らず、総務部の人であれば同じ会社の社員がクライアントとなります」 そう話すのは働く女性に対して自身の強みやビジョンを引き出す、パーソナルブランドコンサルタントの千葉のり子さん。例えば総務部の人であれば「クライアントである社員の能力を最大限に引き出せる環境とは?」という視点で考えると、発想力が高まるというわけ。 ただしアイデアを考えていると、どうしても行き詰まることがあるもの。そんなときに千葉さんがすすめるのが、仕事のターゲットとなるクライアントの気持ちになりきること。 「自分の仕事のクライアントは、どんなライフスタイルでなにを見聞きして、なにを感じているのか…パソコンの前で悩み続けるのはやめて、相手のことをできるだけ具体的にイメージしながらなりきって行動してみると新しいアイデアが湧きやすくなるのです」(同) また、どんなにいいアイデアが浮かんでも、それを実現するためには上司などを説得する必要があるはず。こんなときはとっておきの裏ワザがあるそう。 「どうしても通したいアイデアがあるときは、上司が年齢や役職に関係なく一目置いている人に意見をもらっておくのがおすすめ。その意見をもとに内容をブラッシュアップしたり、上司が判断に迷ったときに意見をしてくれた人に後押ししてもらったりすると、驚くほど企画が通りやすくなるのです。人に頼ることに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、ひとりで完璧主義をめざす必要はありません」(同) 自分のアイデアが実現すれば、仕事のやりがいがぐっと上がるはず。ぜひ実践してみて! 千葉のり子パーソナルブランドコンサルタント。カシオ計算機で女性初の設計エンジニアとして腕時計の設計に従事したのち、商品企画部に異動。新ブランドの立ち上げやブランド戦略の策定、役員向けプレゼン、各部門長との折衝など多くのビジネス経験を積む。その経験を活かし、現在は働く女性を中心に自身の強みやビジョンを引き出すサポートをしている。著書に『がんばった分だけ認められる女子の仕事術』(日本実業出版社)。 【オズモール】