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江戸の風物詩 酉の市で「見世物小屋」に出会う

2013年10月25日 11:30  gooランキング

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秋が深まり寒くなると、都内ではそろそろ江戸時代からの風物詩「酉の市(とりのいち)」シーズン到来。お祭ではいたるところで、きらびやかな縁起熊手が売られ、「ヨォーッ」という掛け声とともに聞こえる手締めの音が、にぎやかさを増していきます。


そんな酉の市の中でも、新宿花園神社の酉の市の名物といえば「見世物小屋の蛇女」。
「蛇女」「見世物小屋」と聞いても想像つかないかもしれません。しかし…実際に観るとこれがビックリ、すごいんです。
江戸時代に発祥し大衆演芸として日本各地に現存していた「見世物小屋」は珍品、奇獣、曲芸を見せるいわば日本版サーカスのような存在。しかし全盛期の江戸時代に300軒存在していた見世物小屋もテレビなどに娯楽が移っていくにつれ激減し、いまや1軒のみ。
その最後の見世物小屋といわれている「大寅興行社」の見世物小屋が新宿・歌舞伎町にある花園神社の酉の市で興行が行われています。

昭和にタイムスリップしたかのようなおどろおどろしいイラストのレトロな見た目に、怪しい雰囲気。入り口の女性の巧みな会話術に入ってみると、ギッシリの観客がステージに熱い視線をそそいでいます。その視線の先は…
生きた蛇を食べ生き血を飲む若い女や、火を食べ、食べた火を口から吹く女など、いままで観たことのない非日常が繰り広げられています。

本当かうそかは、実際にご自身の目で確かめてみてはいかがでしょう?
見世物小屋を体験した後の酉の市はますます非日常な空間に感じられて、よりいっそう楽しめることうけあいです。
酉の市は日本各地のあらゆるところでやっています。都心部にお住まいの方は
2013年東京近郊人気酉の市まとめを参考に寒くなってきた日々、街の賑わいを感じに出かけてみてはいかが?

PinQA編集部


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