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知らなきゃ損する!住宅ローンのしくみ

2013年10月23日 00:01  オズモール

オズモール

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マンションを購入するなら、知っておかなければならない住宅ローンのしくみ。住宅を購入したことがない人にとっては未知の世界だけど、いざ購入するときにあわてて勉強してもタイミングを逃したり、よくわからないまま購入して失敗したりすることも。将来的に購入したいなら今のうちに基本はおさえておきたいもの。 「住宅ローンを組むためにおさえておきたいポイントは、金利の種類と税金の優遇について。この2つをどう選ぶかで、毎月出ていくお金が変わってきます」 そう話すのは、住まいのマネー事情に詳しいファイナンシャルプランナーの菅野利光さん。そこで菅野さんにおさえておきたい金利の種類と税金の優遇について教えてもらった。 ポイント1 金利の種類を知る 固定金利型…返済期間中ずっと金利が変わらないタイプ。返済額も一定なので、将来のマネープランが立てやすい。 変動金利型…半年ごとに適用金利が変動するタイプ。返済額は5年ごとに見直される。固定金利型に比べて金利は低いけれど、将来金利や返済額が上がるリスクがある。 固定金利期間選択型…3年、5年、10年など、金利が固定される期間を選べるタイプ。その間は金利や返済額は変わらない。期間が終了したあとは、改めて固定期間を選んだり、固定金利にするか変動金利にするかを選んだりできる。 ポイント2 税金の優遇を受けられる条件をチェック 一定の条件を満たした住居を購入して住宅ローンを組むと、ローンの残高に応じて税金の一部が戻ってくる。この一定の条件のひとつが「登記簿面積50㎡以上」ということ。登記簿面積は壁の厚みを含まない分、マンションの販売図面などに記載されている「専用面積」よりも狭くなるケースが多いのだとか。ひとり暮らしでマンションを購入する場合、50㎡前後の物件を選びやすいので、必ず専用面積だけではなく登記簿面積をチェックするようにして。 「住宅ローンの選択や減税のしくみなどを十分に理解するのは難しく、迷うところ。不動産業者や銀行だけではなく、中立的な立場のファイナンシャルプランナーなどにアドバイスしてもらうのもひとつの方法です」(同) 「お金のことは苦手…」という人も、住宅を購入するとなればお金について考えることは避けられないはず。今から少しでも知識を増やしておこう! 菅野利光1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)、CFP(日本FP協会認定)、住宅ローンコンサルタント。大手都市銀行や保険会社に勤務した経験を活かし、総合的に家計の見直しをアドバイスしている。【オズモール】