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話すのが苦手でもOK!会議で発言する秘策

2013年10月22日 00:01  オズモール

オズモール

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仕事の業務として日常的に行われやすい会議や打ち合わせ。でも「会議や打ち合わせで発言するのが苦手」という人もいるのでは? だからといってなにも発言しないと、周囲からは「出席している意味がない」と思われてしまうことに。 働く女性に対して自身の強みやビジョンを引き出す、パーソナルブランドコンサルタントの千葉のり子さんは「たとえ新人でも発言することを習慣にして」と話す。 「発言しなければその場にいないのと同じこと。必ず発言することを習慣にしていると、話し方も自然と上手になっていくものです。もし自分の意見が間違えていないかどうか不安になって発言できないのであれば、それはナンセンス。ビジネスには正解がなく、どんな意見にも価値があるので、せっかく考えたことは勇気を出して発言しましょう」(同) 人前で話すのが苦手で意見を言う勇気が出ない…という人には、千葉さんとっておきの秘策があるのだとか。 「『私も○○さんの意見に賛成です』と切り出すことです。誰かへの賛成意見なら、少なくとも孤立した立場に追い込まれることはないので、発言をするうえでの心理的なハードルは下がるはず。その後に『なぜなら』とその根拠となる内容を、自分なりの考えとして発言すればいいのです。この部分をしっかり伝えられれば、自分の個性を周囲に示すことができます」(同) また、発言そのものはできても、ロジカルに伝えるのが苦手という人もいるのでは? 例えば色違いの商品サンプルA、B、Cのうち、どれがいいかと意見を求められた場合を想定して。そこで「Aがいいと思います」とだけ伝えると、ただの思いつきとして軽く扱われてしまうかも。 「最初に結論を切り出したら、その後に理由や根拠を続けて述べるようにしましょう。理由は『○○の観点から考えると』と切り出すとスムーズに話しやすく、相手にも意図が伝わりやすくなります」(同) 前出の例で言うと、「Aがいいと思います。20代OLが好む色という観点から考えると…」といった流れなら、話がロジカルになって説得力が増すというわけ。 会議や打ち合わせでの発言は、慣れてくればどうってことはなくなるもの。まずは「必ず発言する」ことを目標にして、自分の存在感を示そう! 千葉のり子パーソナルブランドコンサルタント。カシオ計算機で女性初の設計エンジニアとして腕時計の設計に従事したのち、商品企画部に異動。新ブランドの立ち上げやブランド戦略の策定、役員向けプレゼン、各部門長との折衝など多くのビジネス経験を積む。その経験を活かし、現在は働く女性を中心に自身の強みやビジョンを引き出すサポートをしている。著書に『がんばった分だけ認められる女子の仕事術』(日本実業出版社)。 【オズモール】