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シングル女子が住居購入で失敗しない条件

2013年10月16日 00:01  オズモール

オズモール

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近年、シングル女子がマンションを購入するケースが増えているのだそう。特に以前と比べると、20代で購入する人が増加傾向にあるのだとか。確かに“快適なマイホーム”で暮らせるのは魅力的だけど、将来、結婚や出産、転職、離職などをする可能性があることを考えると、シングルで購入するという決断には至りにくいもの。 「マンション購入は、確かにライフスタイルの変化に対応しづらいというリスクがあります。このため、今後ライフスタイルが変化しやすいシングル女性がマンション購入をする場合は、そこに住めなくなったときに、売却したり賃貸に出したりしやすい物件を選ぶことがポイントです」 そう話すのは、住まいのマネー事情に詳しいファイナンシャルプランナーの菅野利光さん。では、売却したり、賃貸に出したりしやすい物件の条件ってなに? 菅野さんに教えてもらった条件とは、次の3つ。 シングル女子のための失敗しない物件選びのポイント ・郊外ではなく都心など中心地に近い ・駅から離れていなくて交通の便がいい ・陽当たり、間取りなどが魅力的 さらに購入のリスクを減らすため、菅野さんがおすすめするのが、中古マンション。 「新築と中古では、広さや立地などが同じ条件でも、当然中古のほうが安くなります。新築物件は中古になった時点で価格が大幅に下がるのが一般的です。一方中古物件の場合は、購入価格からゆるやかに価格が下がっていくため、相場次第では購入価格とあまり変わらない価格で売れる可能性もあるのです」(同) また、中古マンションは新築に比べて自分の好きなようにリフォームしやすく、住む前に隣人や部屋からの眺望、環境などを確認できるのもメリット。 ただし、中古は購入後に不具合があった際の補償が、新築物件に比べて不十分だったり、古い物件の場合は近い将来に難しい建て替え問題に直面したり、毎月の修繕積立金が上昇したりするリスクがあるので、よく吟味して。 マンションを購入しても資産価値が低く、長期のローンだけが残っている…そんな状態だと、いざ結婚することになったときに相手に引かれてしまうかも。物件を選ぶときには、自分の予算や好みだけではなく、客観的な視点をもって冷静に判断するようにしよう! 菅野利光1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)、CFP(R)(日本FP協会認定)、住宅ローンコンサルタント。大手都市銀行や保険会社に勤務した経験を活かし、総合的に家計の見直しをアドバイスしている。【オズモール】