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秋のダイエット、食事制限はNG!?

2013年10月10日 00:01  オズモール

オズモール

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食欲の秋とはいっても…秋冬向けのかわいい洋服がお店に並んでいるのを見て、“ダイエットをしなきゃ”と意気込んでいる女子も多いんじゃない? でも、秋のダイエットはやり方を間違えると、体調を崩してしまう危険があるのだとか。 「人の体は、秋になると、厳しい冬を越すための準備期間に入ります。そのため、体内のエネルギー消費量が増えるので、体はそのエネルギー不足を食べ物で補給しようと努めます。これに逆らい、食事制限などのダイエットをしてしまうと、身体が十分に機能せず、免疫力が下がり、風邪をひいてしまうこともあるんです」 そう教えてくれたのは、気象と人の体の関係に造詣が深い石川勝敏さん。 「今の時季は、旬の食べ物の、秋刀魚や鮭、キノコ、イモ類などを積極的に摂ることを心掛け、さらに、肉、魚、野菜をバランスよく食べることが第一。でも、女性が体型を気にして、ダイエットをしたいという気持ちもわかります。そんなときは、ウォーキングを日常生活に取り入れることをおすすめします」(同) 石川さんによると、現代人が太ってしまう原因は、食事よりも運動不足だと言う。 「江戸時代の人々は一日約3万歩も歩いていました。昔の人が太っていなかったのはこのためです。現代人は電車やバス、車に乗る機会が多いため、約3000歩程度しか歩きません。暑くもなく寒くもない今の季節は、ウォーキングするにはもってこい。通勤の前後、休日などに時間を設けて、初めは5000歩を目標に歩くようにしましょう。毎日歩くことで、カロリー消費もできますし、血流がよくなり冷えや肩こりも改善されます」(同) とはいえ、ウォーキングは、正しい姿勢で行わないと、効果が半減してしまうのだとか。 「姿勢を気にせずにダラダラと歩いていては、筋肉がほとんど使われないので意味がありません。ピンと背筋を伸ばしてまっすぐ立ち、足の付け根から踏み出し、かかとで着地するイメージで、リズミカルに歩くように心掛けましょう」(同) 秋のダイエットは食事制限よりウォーキングがいいみたい! 理想のスタイルを手に入れて、今秋の流行りのファッションアイテムをバッチリ着こなして。 石川勝敏さんライフビジネスウェザー主宰。生気象学理論をビジネスに応用し「健康気象」「生活気象」「局地防災気象」「流通気象」を中心に社会に役立つ情報を幅広く提供している。著書に『季節、気候、気象を味方にする生き方』(産学社)、『天気を味方にして健康をつくる本』(中経出版)『天気を味方にして100歳まで元気に生きる方法』(グラフ社)ほか多数。【オズモール】