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携帯の電波が届かない場所でも、現在地を確認できるアウトドアアプリ「YAMAP」

2013年10月08日 18:31  Techable

Techable

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富士山が世界遺産に登録され、近頃は趣味として登山を楽しむ人も多くなっているようだ。ただ、登山は自然そのものと向き合うことであり、時として災害や事故に巻き込まれる危険性もある。遭難や道に迷うといった山の事故を防ぎ、アウトドアをもっと楽しめるように、iOS向けにローンチされたアプリが「YAMAP」である。

アウトドアに出かけた際に気になるのが、携帯電話の電波が届くのかという点だが、「YAMAP」アプリの地図を使えば、携帯電話の電波が届かない山の中であっても、スマートフォンで現在位置を確認することができる。わざわざ高いGPS専用機器を購入しなくても、スマートフォンがアウトドアのGPSツールとして活躍してくれるというわけ。

この「YAMAP」の地図は、アプリ内で使用できるだけでなく、「YAMAP」のWebサイトから地図をPCにダウンロードして、紙で出力して使用することもできる。1度購入した地図は、何度でも回数制限なくダウンロード可能で、地図情報データが更新された場合でも、再購入する必要はない。一般的な登山地図だけでなく、電波環境のよくない離島の地図や都市部の地図もあり、災害時にも役立ってくれそうだ。

また、Webサイトには“活動レポート”ページがあり、登山ルートや距離、活動時間、写真などの記録を保存したり、他ユーザーたちとシェアすることができる。地図ごとにまとまって情報が表示されるので、他の人の記録やコメントを参考にして登山計画を立てたり、ユーザー同士で交流したり、情報ソースとして、またコミュニケーションの場として、「YAMAP」は活躍してくれそうである。

YAMAP