トップへ

新登場のビデオチャットアプリ「Spin」、つながりながら写真やビデオのシェアも実現

2013年10月08日 17:31  Techable

Techable

写真
ビデオチャットというと、SkypeやApple社のFaceTimeなど、たくさんのツールが出回っている。しかし、このほど登場した「Spin」は、タッチスクリーン操作をフル活用した一歩進んだビデオチャットアプリで、相手との距離を感じさせない自然な会話ができる。ビデオでつながりながら、端末に入っている写真やビデオを相手とシェアしたり、相手が見せてくれた写真にその場でいたずら書きをしたり、「“同じ部屋での会話”を実現する」とうたっている。

このアプリはiOS専用でiPhoneやiPod touchでも利用できるが、最もその機能をいかせるのがiPadで使用した場合だろう。というのも、チャットに使用している端末をタッチスクリーンで操作し、Facebookやカメラロールから写真やビデオをスクリーンにひっぱってきて相手に見せたりして一緒に楽しむことができるからだ。チャットでつながっている相手の映像の拡大・縮小も簡単にでき、端末で写真を探して相手に見せたい場合は、相手の映像を縮小して、スクリーンの残り部分でそうした操作が出来るというわけだ。

このビデオチャットには最大10人が参加できる。「月曜夜7時半からフットボールパーティー」などと前もって招待状を送り、みんながビデオチャットでつながりながら観戦を楽しむといった使い方も出来る。また、映像の解像度や音響がよいのもSpinの売りのひとつだ。

米国カルフォルニア拠点の「Net Powaer & Light」が開発した。このアプリはハーバード大学や、講演会ネット配信のTEDなどでテスト使用され、今後はこの技術を企業に売る可能性もあるという。

Spin