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女子が踏みがち!組織やチームの地雷とは?

2013年10月08日 00:01  オズモール

オズモール

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「仕事でこんなにがんばっているのに認められない」…そんなふうに感じたことってない? それでもがんばり続けて、仕事が憂鬱になったり、心身ともに疲れ切ったりした経験がある人もいるかも。 「がんばり方がズレていると空回りするだけです」 そう断言するのは、働く女性に対して自身の強みやビジョンを引き出す、パーソナルブランドコンサルタントの千葉のり子さん。 「『ズレている』とは例えば、どんな仕事に対しても100%の力を注いでひとりで完璧にこなそうとしたり、仕事には『正解』があると思い込んでいたり、女子だからとナメられないよう『女子らしさ』を押し殺して強がったりするがんばり方のことです。当てはまる人は、がんばりが空回りしているはず。がんばった分だけ認められるためには、仕事の基本ルールを知る必要があるのです。がんばり方が正しければ、認められるだけではなく仕事が楽しくなり、高い成果を上げることができます」(同) 仕事の基本ルールとは、コミュニケーションをとるときに気を付けることや組織内でうまく立ち回るための暗黙のルールなどのこと。なかでも本来の力が発揮できずに悩んでいる人にとって、突破口になりそうなのが「組織のルール」。特に女子は組織のなかで、踏んではいけない“地雷”を踏みがち。特に次のような“地雷”がよく見られるのだそう。 ケース1「係長が判断できる話ではないから、自分で直接課長に相談した」 これは組織の上下関係の秩序を崩す行動。上下関係を忠実に守ることは、基本的な組織のルール。対等な人間関係を好む女子は多いかもしれないけれど、組織内の上下関係は、円滑に組織を機能させるために守る必要があると割り切って。 ケース2「他部署の人に頼まれた仕事を、自分の上司に相談せずに引き受けた」 これは自分の上司の権限を侵害する行動。組織の中では相手の権限を理解し、尊重することが大切。相手の返事がわかりきっているようなケースでも、それが自分以外の誰かの権限の範囲にある内容であれば、確認のひと言をかけるようにして。 こうしたルールはもともと男社会の中で築かれてきたものなので、女性にとってはなじみにくく、その存在自体に気づかないことも。会社で居心地の悪い思いをしている人は、組織の中で“地雷”を踏んでいないか、再確認してみて。 千葉のり子パーソナルブランドコンサルタント。カシオ計算機で女性初の設計エンジニアとして腕時計の設計に従事したのち、商品企画部に異動。新ブランドの立ち上げやブランド戦略の策定、役員向けプレゼン、各部門長との折衝など多くのビジネス経験を積む。その経験を活かし、現在は働く女性を中心に自身の強みやビジョンを引き出すサポートをしている。著書に『がんばった分だけ認められる女子の仕事術』(日本実業出版社)。 【オズモール】