スマートフォンでビデオ撮影する人の増加に伴い、ビデオ編集・共有サービスは増える一方だ。そこにまた新たなサービスが加わった。米国発の「JumpCam」だ。JumpCamは、撮影したビデオをただシェアしたり公開したりするだけでなく、友人や家族と最大30のクリップを持ち寄ってミニビデオを作成することができるというのが特徴だ。
ビデオ共有アプリで撮影できるビデオの長さは、アプリによって異なる。Instagramは最大15秒、Vineは最大6秒、そしてJumpCamは10秒がマックスとなっている。しかしJumpCamの場合は、クリップを30までつなげることができるので、10秒×30クリップ、つまり最長5分間の“ショートムービー”を作成できる。
誰かと共同でムービーを作る場合は、自身が撮影したクリップをまず公開して参加を広く募ったり、あるいは参加して欲しい人に招待状を送ったりする。そうして集められたクリップをまとめた作品の冒頭タイトルシーンには、クリップを提供したユーザーのプロフィール写真が並べられる。完成作品は他のサイトに埋め込んだり、FacebookやTumblrでシェアしたりして楽しめる。
誰かの誕生日などに寄せ書きならぬ“寄せメッセージ”として送ってもいいし、特定のテーマを設けていろんな人がそれぞれの視点で撮影したクリップを純粋に楽しむのも面白そうだ。アプリは無料で利用できる。
JumpCam