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秋の不調を吹き飛ばす!4つの健康法

2013年10月03日 00:01  オズモール

オズモール

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朝や晩に肌寒さを感じるようになり、秋ももう本番。夏から秋への季節の変わり目は過ごしやすい反面、体調を崩しやすい季節でもあるみたい。そこで、今の時季のおすすめの過ごし方を、気象と人の体の関係に造詣が深い石川勝敏さんに教えてもらった。 「急に寒くなったりすると、体内の血液や水分などの体液の循環が上手くいかなくなり、風邪や肩こり、偏頭痛、アレルギー、気管支ぜんそくなどの症状が出やすくなります。これらの不調を招いているのは“冷え”と言っても過言ではありません」(同) 不調を招く体の冷えを防ぐためにはどんな方法がおすすめなの? 「ファッションに気を付けることが第一です。女性は男性と比べて皮下脂肪が多いので、熱が伝わりやすく外気の影響を受けやすいと言えます。ミニスカートやショートパンツを履くときは、生足ではなく、ストッキングやタイツを合わせたり、外出時には、カーディガンやジャケットなど羽織れるものを持ち歩いて、寒さに対応できるようにしましょう。また、秋の旬の食べ物を摂るのも効果的。根菜やイモ類は体を温める作用があるので、積極的に毎日のメニューに取り入れてください」(同) さらに、今の時季にぜひ実践してほしいのは、乾布摩擦とマッサージなのだとか。 「乾布摩擦というと、寒い日に外に出て裸で行わなければいけないと思われがちですが、そんな必要はありません。朝、出掛ける前、洋服に着替えるときに、部屋の中で上半身だけ裸になり、乾いたタオルで体をこすればいいのです。指先から腕、腕から胸、背中の外側から中心に向かってなど、末端から心臓に向かうイメージでこすりましょう。体が少し赤くなるぐらいが強さの目安です。すると、タオルの刺激により、血流が促され、体がポカポカになります」(同) 次におすすめなのは、セルフマッサージ。肌になじみやすい市販の乳液やクリームを、腕や足に適量塗り、自分が気持ちがいいと感じる力加減で圧を加えてマッサージをするのがいいのだとか。乾布摩擦同様、みるみる血行がよくなり冷え知らずに。 ファッションと食、乾布摩擦、血行促進マッサージが今秋の健康キーワード。体の内側から健やかになれば不調知らずで過ごせそう! 石川勝敏さんライフビジネスウェザー主宰。生気象学理論をビジネスに応用し「健康気象」「生活気象」「局地防災気象」「流通気象」を中心に社会に役立つ情報を幅広く提供している。著書に『季節、気候、気象を味方にする生き方』(産学社)、『天気を味方にして健康をつくる本』(中経出版)『天気を味方にして100歳まで元気に生きる方法』(グラフ社)ほか多数。【オズモール】