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「差し入れがうれしかった」 徹夜で「iPhone行列」に並んだ落合弁護士の体験談

2013年09月24日 17:51  弁護士ドットコム

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新しいiPhoneが発売されるとき、恒例となった銀座のアップルストア前での大行列。今回は「5s」と「5c」という2機種が9月20日に発売されたが、これまでのソフトバンクとauだけでなく、ドコモでも使用できるようになったということで、大きな関心を集めた。


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発売は金曜の朝だが、確実に手に入れるためには、前夜から行列に並ぶ必要がある。ある意味、酔狂な行為ともいえるが、そんな行列の中には、インターネットの法律問題にくわしいことで知られる落合洋司弁護士もいた。



徹夜で行列に並ぶというのは、どんな体験なのか。新しいiPhoneを弁護士の仕事にどう活用していくのか。長時間の待機の末に、人気の高い「auのiPhone5sのゴールド」を手に入れたという落合弁護士に話を聞いた。



●1月の初売りに比べると、気温が高く、過ごしやすかった



――銀座のアップルストア前の行列に並んだのは、いつからですか?



「発売前日である19日の午後2時すぎからですね。並び始めてすぐに、周囲で並んでいる人と仲良くなり、いろいろと話したり、交代しながら食事などに行ったりして、単調にならずに楽しめました」



――これまでにもiPhone発売の行列に並んだことはあるのですか?



「いいえ、iPhoneについては初めてです。しかし1月初めの初売りで、2回ほどアップルストア前に徹夜で並んだことがあります。そのときに比べると、今回は気温が高く、過ごしやすくて楽でした。ただ、吹きさらしの路上で長時間過ごしますから、熟睡できず、身体への負担はやはりありました」



――行列対策として、なにか準備していたのでしょうか?



「前に行列に並んだときに買った折畳式の椅子や、パソコン、タブレット、スマートフォン、充電器、それに、手軽に食べられる食料品やミネラルウォーターなどをあらかじめ準備して臨みました。さらに、並んでいることをツイッターで知ったフォロワーの方々が次々とやって来られて、差し入れしてくださったので、差入品も食べたり飲んだりしながら過ごしていました。勾留中や受刑中に差し入れがあるとうれしい気持ちが、何となくわかる気がしました」



――購入したのは「auのiPhone5s」ということですが、3つのキャリアのなかでauを選択したのは、なぜでしょうか?



「キャリアとしてauを選択したのは、これまでiPhone5で利用していて特に不満がなかったことと、iPhone5sのLTEがauのプラチナバンドに対応し、今後、つながりやすさや高速度が期待できそうに思ったことによります。今のところ、予想以上の快適な使用感で満足しています」



――苦労して手に入れた新しいiPhoneですが、弁護士の仕事にどのように活用していきたいと考えていますか?



「弁護士業務を行う上で、スマートフォンのメールやカレンダー機能、各種アプリを活用することによる合理化や効率化のメリットには多大なものがありますので、今後もますます活用したいと考えています」



(弁護士ドットコム トピックス)



【取材協力弁護士】
落合 洋司(おちあい・ようじ)弁護士
1989年、検事に任官、東京地検公安部等に勤務し2000年退官・弁護士登録。IT企業勤務を経て現在に至る。
事務所名:泉岳寺前法律事務所