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マシーンでランニングしながら電子書籍が読めるガジェット「Run-n-Read」

2013年09月12日 15:01  Techable

Techable

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ランニングマシーンで汗を流しながら、その時間を有効に使いたいというランナーもいるだろう。音楽を聴いたり、ジムに設置されたテレビで映画やニュースをみたりするのもいいが、タブレット端末で電子書籍を読むのはどうだろう? 走りながら本を読むなんて不可能、と思うだろうが、このほど登場したガジェット「Run-n-Read」を使えば、画面が体の動きにシンクして読書が可能になるという。

Run-n-Readは体の動きをキャッチするセンサーで、重さはわずか10グラム、大きさは1.5×1.25インチ。クリップ状になっていてヘッドバンドや衿などにつけて利用する。仕組みはこうだ。専用アプリをダウンロードしたタブレット端末とRun-n-ReadがBluetoothで交信し、ユーザーが上下、左右に動くとRun-n-Readがその動きをキャッチし、画面(正確に言えばコンテンツ)もシンクして同様に動く。つまり、ユーザーの動きと画面の動きをぴったり合わせることで、止まって読書するのと変わらない状態になるという。

このガジェットにはページをめくる機能もある。Run-n-Readを1回タップすると次のページに進み、2回タップすると後ろのページに戻る。加えて、歩数計・消費カロリー計算の機能もあり、そうしたデータを端末に表示することも可能だ。USB充電できるので何回でも繰り返し使える。

ニューヨークに拠点を置くデベロッパーグループ「Weartrons」が開発した。現在、クラウドファンディングサイト「Dragon innovation」で資金を募集していて、今なら55ドルで入手できる。商品の発送は遅くても来年1月になるという。

Weartrons