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“森林療法”で心と体にリラクゼーションを

2013年09月12日 00:01  オズモール

オズモール

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森林の中に生い茂っている木や草花を見ているだけで、心のわだかまりが消え、元気になったことってない? 「この心地よさこそが“森林療法”なんです」とアドバイスをくれたのが、自然治癒に着目したホリスティック医療の専門家の降矢英成さん。 「景色を眺めたり、鳥の声を聞いたり、土をふみしめながら歩いたりすることで、自然の波動を感じると、心がリラックスをして気分がすっきりとします。また、木々から発せられる香りは、体にさまざまな影響を与えると言われているんです。“なんだか最近疲れているな…”と感じたら、森林に行って自然にふれ、元気をめいっぱいチャージすることをおすすめします」(同) 木々の香りには実際どんな効果があって、私たちの体にどんな影響があるのか教えて。 「風の音や土と草の感触、木々の色や香りなど、森林を全身で感じると、体内のコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが減少する作用があります。また、木々から発せられるフィトンチッドという芳香成分には、α波の増加作用、自律神経の安定、ストレス減少、リフレッシュなどの効果が認められているんです」(同) さらに、森林浴をするとリンパ球のナチュラルキラーという細胞が活発になるので、自然治癒力が高まることが実証されているのだとか。では、実際にどんな森林に行けばいいの? 「四季折々の植物に出会うことができる、軽井沢や清里、草津などがおすすめです。秋の連休を利用して、足を伸ばしてみるのもいいですね。都内では、明治神宮、新宿御苑などの広い森です。なるべく人がいない時間に行くほうが、自然の恵みを享受できるでしょう。森林の中では、“緑のパワーを取り入れながら邪気を発散させる”とイメージしながら深呼吸をしてゆっくりと歩きましょう」(同) “森林浴の森百選”や“森林文化協会”などのサイトで、森林を探して近場のお気に入りを見つけてみるのもいいかも。 日頃の仕事のストレスや恋のモヤモヤなどを解消するべく、森林浴に行ってみよう! 降矢英成東京医科大学卒業、東京医科大学第3内科、LCC ストレス医学研究所心療内科、帯津三敬病院などを経て、ホリスティック医療の実践の場として赤坂溜池クリニックを開設。カウンセリングを中心に、漢方、各種代替療法(ハーブ、アロマ、整体、鍼灸)のほか、活性酸素、血液栄養分析などの検査設備もあり、病気の予防や健康増進などに積極的に取組んでいる。 【オズモール】