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新グループチャットサービス「Fleep」がベータ版開始、写真や書類、メモの共有も

2013年09月05日 12:32  Techable

Techable

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世界中で利用されている無料インターネット電話「Skype」の元エンジニアたちが、メッセージとメールを併せたような機能を持つ新しいタイプのチャットツールを開発した。このほどベータ版でサービスを始めた「Fleep」だ。Fleepのユーザー同士でチャットができるだけなら何の変哲もないが、ユーザーではない人にもメールを介してチャットに参加してもらうことができるうえ、チャット内で出てきた重要な情報やリスト、リンクなどを画面内のサイドにピンしてシェアするなど、チャットのやりとりとそれにまつわる情報を一元管理できる。

ビジネスシーンなどでの情報共有ツールとしての活用を想定していて、ウェブとiOSで利用できる。例えば、プロジェクトのチーム内で情報交換する際にチームメンバーを登録すれば、チャットで情報を簡単にシェアできる。そして、チーム外のFleepユーザーでない人にもFleepからメールを介してメッセージを送ることができる。メール経由の返事はチャットに反映される。

チャットはテーマ別にフォルダを作成でき、フォルダを選ぶとチャットフローが表示される。その横にはファイルの引き出しが用意されていて、チャット内容に関する写真や書類などをしまうことができるので、必要な時にすぐに取り出せる。また、チャット内の重要なメモやリンク、リストなどを掲示板にピンして、チャット参加者全員が閲覧・編集できる機能も便利だろう。

ベータ版は無料で利用でき、今後は新機能を加えた有料バージョンの展開を視野に入れている。設立者は「仕事の効率化に活用してほしい」と話している。

Fleep