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Google、有料ストレージサービスの保管データを"自動暗号化”するサービスを開始予定

2013年08月27日 15:01  Techable

Techable

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先日、アメリカの元CIA職員が告発したアメリカ国家安全保障局(National Security Agency、NSA)による、電子機器を駆使したスパイ活動の暴露によって、世界中でセキュリティに対する関心が改めて強まることとなった。インターネット関連の世界的企業であるGoogleは、これまでにも世界に先駆けてさまざまなサービスをローンチしてきたが、社会的なニーズを受け、有料のクラウドストレージサービスについて、自動的にデータを暗号化するサービスを開始する予定だ。

Googleでは"128-bit Advanced Encryption Standard(AES-128)”を導入し、自動でデータを保護するシステムを構築。GoogleストレージサービスはUbisoftやDNAnexusのような企業も利用している。ユーザーは、データ変換をおこなう前に、暗号化キーを入手して管理することができる。この自動暗号化サービスは、将来的には無料で利用可能になる見込み。社会情勢に合わせて、いち早い対応をおこなうグーグルの動向からは、これからも目が離せなさそうだ。

Google Cloud Storage encryption