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着痩せする!洋服のシルエットやデザイン

2013年08月21日 00:01  オズモール

オズモール

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洋服を買うときは、体の気になる部分を隠せるものや体のラインがわからないものを選んで、ほっそり見えるデザインを選ぶ人が多いのでは? ファッションやインテリアのコンサルティングをしている七江亜紀さんは「体を隠すだけのデザインでは、逆効果ということもある」と話す。 「着痩せをしたいなら、トップスはゆったりとしたシルエットにして、ボトムスは体にフィットするようなシルエットにするなど、上下のシルエットに差をつけるのがおすすめです。メリハリのあるコーディネートにして全体を逆三角形にすると、気になるおなか周りや太ももをカバーできるのです。バッグや小物なども、視覚的には服の延長線上に見えるので、高い位置にプラスすると、上下のメリハリがつきやすくなります。」(同) また秋に向けて涼しくなってくると、カーディガンが活躍するけれど、スリムに見せたいならロングカーディガンがおすすめだそう。 「ロングカーディガンは縦のラインをつくり、気になる腰周りをカバーしてくれます。さらに着痩せ効果を期待するなら、ワンピースとの組み合わせが最適です。ロングカーディガンを羽織ることで、ワンピースが細長い縦のラインで見えるようになり、着痩せの相乗効果が生まれるのです」(同) また、人には似合う色や似合わない色があるように、洋服の形や素材、ボリューム、柄も、その人の体型によって似合う、似合わないがあるもの。 「体型に似合う洋服のデザインだと、全体のバランスがよくなり、結果的に痩せて見えます。一般的に顔や体のシルエットがふっくらとして丸みがある人は、曲線的なふんわりやわらかいデザイン、骨太な人はボリュームのある柄や構築的なデザインだと、バランスが整って、全体的にスッキリとした印象になります。また全体的に凹凸がなくストレートな体型の人は、シャツにパンツといったシンプルなスタイルをさらっと着こなすことができます」(同) 例えば顔が丸く、体型も丸みがある人がキャリアウーマン風のクールなシャツの襟を立てて着ると、丸みが際立つことも。逆にふんわりソフトなデザインだと、顔や体型の丸みが目立たなくなる。 着痩せに欠かせない視点は、“全体のバランス”。バランスがよければ、魅力的にも映るもの。鏡で全身チェックをして、バランスを見る目を養おう! 七江亜紀トータルカラーコンサルタント。「色のひと(R)」として活躍。働く女性たちを中心に色を軸としたコーディネートの提案やコンサルティングを行う。著書に『働く女性のための色とスタイル教室』『色とスタイル練習帖』(ともに講談社)、監修に『知って役立つ色の事典』(宝島社)がある。【オズモール】