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Twitterハッシュタグ「#社畜の城ラピュタ」がSE・プログラマー悲哀と話題

2013年08月07日 17:30  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

Twitterハッシュタグ「#社畜の城ラピュタ」がSE・プログラマー悲哀と話題

先週放送された金曜ロードショー「天空の城ラピュタ」。その裏側で、Twitterを通じ一つの物語が紡がれていました。タイトルは「#社畜の城ラピュタ」。


【元の記事はこちら】


社畜の城(会社)に飲み込まれた者達の悲哀が次々とラピュタのセリフになぞらえ投稿されたのですが、その投稿の多くが一般職ではなくどうも「SE」や「プログラマー」などのIT技術職だったようで、分かる人にとってはとても切なく、そして「IT業界ブラックあるある」として更なる話題を集めています。


今回はTwitterハッシュタグ「#社畜の城ラピュタ」に投稿があったSEやプログラマーそしてデザイナー達の魂の叫びをご紹介いたします。


 
――オープニング


・親方!空から仕様書の追加が!


 
――シータとパズーの会話


・これは、父さんが書いた仕様書。今はもう、誰も引き継いでない。成果物に、たくさんのバグが眠ってるんだって。でも…誰も信じなかった。


・仕様が客から降りてきたとき、ドキドキしたんだ。きっと、絶望的なことが始まったんだって。


・私、こわくてたまらないの。本当は客先なんか ちっとも行きたくない。仕様変更なんかなければいいのにって思ってる


・わたし、まだ言ってない要件定義があるの・・・。


・私の部署に、古い秘密の資料があって、この仕事を受け継ぐとき、その資料も私継いだの。
あんなプロジェクト、早くやめてしまえば良かった!


・このソースコードに不思議なバグがあるなんて、私ちっとも知らなかった。・・・ずっと昔から会社に伝わってきたもので、先輩が辞めるとき私に引き継いだの。けっして修正したり、リファクタリングしたりしちゃいけないって。


 
――ラピュタ発見


・すごいぞ!仕様書は本当にあったんだ!


 
――ゴミのようだ


・…ほぉぉ?!ふっはっは、見ろ!!要件定義がゴミのようだ!!っはっはっはっはっはっはっは…


 
――大地に根をおろし~


・会社に根を下ろし、過労とともに生きよう。上司のために夜を越え、はてしない作業をこなそう…どんなに立派な法律を作っても、たくさんのかわいそうな鬱患者を出しても、会社から離れては生きられないのよ!


 
――対決シーン


・これが職場ですって?ここはお墓よ。派遣と下請けの。社員が倒れたのに役員報酬だなんて滑稽だわ。あなたに手順書は渡さない。あなたはここで寝ることもできずに、私と死ぬの!


・私も古い秘密の名前を持っているんだよリュシータ。私の名前はロムスカ・パロ・ウル・VBA


 
――バルス


・バグがああああ!バグがああああああ!!!


 
――エンディング「社畜を乗せて」


・あの地平線輝くのは いつの間にやら夜が明けてたから たくさんの灯が懐かしいのは 久々に職場の外に出たから


 
今回ご紹介したのは投稿されたごく一部。「#社畜の城ラピュタ」にはまだまだ多くのIT業界技術者達の悲哀が詰め込まれています。
これから業界入りをご希望の方、そして既に働いている方は是非一度チェックしてみてください。


参考:Twitter #社畜の城ラピュタ