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アニメ化有望!な今最もアツイ漫画「文豪ストレイドッグス」―太宰に芥川に中島に…イケメン文豪続々登場

2013年08月05日 17:30  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

アニメ化有望!な今最もアツイ漫画「文豪ストレイドッグス」―太宰に芥川に中島に…イケメン文豪続々登場

角川書店発行の月刊「ヤングエース」で連載されている、実際の文豪らをモデルにしたマンガが注目を集めている。


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本のタイトルは「文豪ストレイドッグス」。原作は、「本当はこわいクトゥルフ神話」シリーズの朝霧カフカさん(旧名:朝霧カイト、朝霧かっちゃん)、そして本作が漫画家デビュー作となった春河35さんが作画を担当。


文豪をモデルにしつつも、内容はバトルアクション漫画。登場するキャラクターは「異能力」と呼ばれる特殊能力を持っていて、それぞれの文豪が敵味方に分かれて登場する。ちなみに芥川龍之介は敵役として登場している。


現在までに2巻発売されているが、1巻では孤児院から追い出された主人公・中島敦が異能力集団「武装探偵社」に所属するまでが描かれていた。そして8月3日に発売されたばかりの2巻では新たに文豪キャラとして梶井基次郎、泉鏡花、立原道造が登場。1巻では不明だった探偵社のメンバーらの異能力の謎が次々と明かされている。


本作は文豪VS文豪のバトル漫画になっているが、それぞれのモデルになった文豪らの性格や作風をよく捉えており、各所にそうした内容がちりばめられている。
例えば芥川は「僕」という一人称のルビ(ふりがな)に「やつがれ」と書かれている。気づいた時には思わず“ニヤリ”とさせられる。


まだ単行本は2巻しかないが、作品が個性的であること、そして春河35さんが描き出すキャラクターの絵柄がとても綺麗で今流行な路線であることから、いつアニメ化されてもおかしくない作品。
実際それを予想されるように、現在公式サイトでは2巻発売を記念したPVが公開されている。PVでは物語の経緯が語られつつ、中島敦や芥川龍之介の異能力が縦横無尽に展開されており、異能力アクションが十二分に堪能できる仕上がり。PVはアニメ風ではないが、それでも思わず期待が高まる。


なお、「ヤングエース」最新号では特別企画として、新しい文豪にミステリー作家の綾辻行人さんが登場している。異能力名は代表作にちなんだ「Another」。
こうした存命中の人気作家も機会があれば今後登場するものとみられており、より一層本作には注目が集まっている。


「文豪ストレイドッグス」 特設サイトURL
http://www.kadokawa.co.jp/sp/bungo/


月刊ヤングエース 公式サイト
http://www.kadokawa.co.jp/ya/