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アーユルヴェーダ的食養生で夏バテを解消!

2013年08月01日 00:01  オズモール

オズモール

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暑くなったと思ったら、急に寒くなって雨が降ったりと、気温や湿度のめまぐるしい変化で体調を崩してしまっている女性も多いはず。そんな体の不調解消法をアーユルヴェーダセラピストの鈴木真理さんに教えてもらおう。 「今の季節は、自律神経の調整がうまくいかず、だるさや消化不良などの症状が出やすいとき。アーユルヴェーダのドーシャで自分の体のタイプを知り、その体質に合う食事を摂ることが、夏バテ解消の近道です」(同) 次のヴァータ、ピッタ、カパの特徴を見て、いちばん多く当てはまったものが、あなたのドーシャ(体質)。さっそく診断してみて。 ○ヴァータ 落ち着きがなく常に動いている、極端に背が大きかったり、体が細すぎたりと、体のバランスがよくない、乾燥しがち、冷え性、便秘、しょっぱいものが好き ○ピッタ エネルギーがある、理論的、色黒、暑がり、目力がある、スタイルがいい、薄毛、辛くて熱い食べ物が好き ○カパ 安定している、落ち着きがある、色白、ぽっちゃり体型、甘いものやネバネバした食べ物が好き、しゃべるのが遅い ヴァータとピッタどちらともいえるなど、複数に当てはまる人は両方のドーシャを持っているということ。 では、それぞれのドーシャにはどんな食事法がおすすめなの?  ○ヴァータの食事法 ヴァータは体を温めることが大切。シナモンティーやペッパーを摂るように心掛けて。また、体を冷やす生野菜は避け、オリーブオイルを使って調理したメニューを食べるのが◎ ○ピッタの食事法 ピッタは熱がこもりやすいため、体を熱くするスパイシーなものを控え、生野菜や甘い食べ物を少量摂り、体を少し冷やすようにしよう。ミントティーで体内の熱をとるのもおすすめ。 ○カパの食事法 冷えとむくみが起こりやすいカパは、甘い食べ物や油っこいもの、ネバネバしたものは避けて、辛くて温かい食べ物を摂るようにして。カモミールティーを飲むのもベスト。 さらに、体質に関係なく、エアコンの効いた部屋でのアイスや冷たいドリンクの一気飲みなどは避けて、食後には消化吸収を促すために温かいスープやお茶でしめるのが、夏バテやむくみ、だるさの解消に役立つのだとか。 暑い日はまだまだ続くはず。自分のドーシャに合った食事ケアで体調を整え、夏をめいっぱい満喫しよう。 鈴木真理セラピスト。メンタルケア心理士。エステ&アーユルヴェーダサロンROSA主宰。専門学校・大学と同時に4年間通い、心理学・社会学・教育学・福祉学全般・医学一般を学習。介護職を経てセラピストとして活躍。8割超えの施術リピート率は業界でも異例で「首都圏ベストセラピスト」として雑誌やラジオなどで数多く紹介される。現在も現役セラピストとして活躍の傍ら、フィットネスカルチャークラブの運営、セラピストの育成と、独立開業支援なども行っている。【オズモール】