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クーラーをつけない人はいったい何と戦っているのか

2013年07月18日 11:30  gooランキング

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連日各地で35度を超え、記録的な暑さに見舞われる日本列島。7月6日付けのスポニチアネックスによると、気象予報士の森田正光さんが「今年は1000年に一度の“千年猛暑”になるかもしれない」と指摘しているとのこと。

そんな厳しい夏に備え、エアコンや扇風機の買い替えを検討している人も多いのではないでしょうか。しかしその一方で、これほどの暑さにも耐え、頑なにクーラーの使用を拒む人も。そこで「クーラーをつけない人」のなぜ? に迫ってみました。

●クーラー使ってないアピール、ウザいです…

「テレビ見ない自慢」、「寝てない自慢」、「忙しい自慢」、「勉強してない自慢」… アピールされても返答に困る「○○自慢」。夏がやってくると、ここに「クーラー使ってない自慢」が含まれるのではないでしょうか。

Yahoo!知恵袋「クーラー使わない自慢に嫌悪感」は、猛暑の中クーラーを使わずに耐えている人に違和感を覚えるという相談者からの投稿。この夏のような猛暑においては、「涼を取るための道具」ではなく「命を繋ぐ道具」というべき「最重要生活必需品」であるクーラー。それを使用しないのは「エコ」どころか「非常識で傲慢」な行為ではないかと投げかけます。さらに、クーラー嫌いな友人と旅行に行った際、相手に合わせてやむなく電源をオフにしたものの自分が体調を崩してしまい散々な目にあったエピソードを例に挙げ、クーラーを頑なに拒絶するのは決して称賛されるものではないと訴えています。これについて、回答者からも同意の声が多数聞かれました。

・「この猛暑の中、エコと自己管理をはき違えてはならないものです」(vicious0circle_m2nkさん)
・「クーラー使わないのが自慢の同僚がいます。究極のエコだと自慢しています。しかしものすごく汗臭いです」(useronoyoukoさん)
・「都市部、住宅街でエアコン使わないのは自殺行為ですよ、なにやってんだかなあ」(ahobaka_ahoさん)

一方で、

・「おっしゃることは理解できますが、そもそもクーラーのなかった時代でも人間は工夫して体調管理して生きてきたのです。発汗と水分補給を十分にして団扇でもあれば過ごすことはできるはずです」(matsumotohutashiさん)

という声も。なお「暑がりな人は暑がりな人と共に、寒がりな人は寒がりな人と共にそれが一番心地いいものです」(googooganmo4さん)との見方があるように、暑いと感じるか寒いと感じるかは体質によって、また体調によっても違うことがあるので、他人と体感温度が違う場合は、互いに無理をしない範囲で譲歩しあうのが理想的といえるかもしれません。

●電気代が気になってクーラーを使わない妻

発言小町のトピック「暑くてもクーラーを入れない妻」は、自宅でクーラーを使わない妻に不満を抱く、ある男性からの投稿。自宅には省エネタイプの最上位機種のエアコンがあるにもかかわらず、電気代を気にする妻の方針で温度が高めに設定されており、ほとんど送風状態でクーラーの機能を果たしていないとのこと。また、小学生の息子が発熱し病院に連れて行ったところ、この暑い中でクーラーも入れずに寝ていることに驚かれたのだとか。

そこで「暑くてもクーラーを入れない妻をなんとか説得する方法」を募集したところ、回答者からは「一度家電店に連れて行き電気代の説明を受けたらどうですか?」(浮雲さん)、「例えば、30℃になったらスイッチを入れるようにするとか、何とか譲歩策を考えてみてはいかがでしょうか」(ともさん)といったアドバイスが寄せられました。

7月6日付けの朝日新聞デジタルによれば、熱中症で搬送される高齢者の半数が、部屋にエアコンがあるのに使っていなかったことが明らかになったとあります。温度の下げ過ぎも体によくありませんが、暑いのを我慢して使用を控え、体調を崩してしまっては本末転倒。冷房の適正設定温度は28度といわれますが、暑さを感じたら自己管理のためにも空調を活用するのが賢い選択といえそうです。

さて皆さんはこんな暑さの夏、クーラーをつけず我慢することについてどう感じますか?(熊)

ぎょっ…「顔面サンバイザー」の女性が怖いです


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