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実は着こなしが難しい!女子力ダウンアイテム

2013年07月17日 00:01  オズモール

オズモール

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洋服などのアイテムを買うとき、どんな基準で選んでいる? 「とりあえず便利だから」「とりあえず無難だから」「とりあえず定番だから」といった理由で選んでしまうことも多いかも。ファッションやインテリアのコンサルティングをしている七江亜紀さんは「“とりあえずアイテム”の中には着る人を選び、着こなしが難しいものが多い」と話す。 「ファッション誌などで当たり前のように目にするアイテムの中には、スタイル抜群のモデルさんが着ているからこそ素敵に見えたり、自分を最高に演出する術を知っているおしゃれ上級者だからこそ、カッコよく見えたりするものが少なくありません」(同) 七江さんが指摘する要注意の「とりあえずアイテム」とは、次の通り。 ◎ボーダー 定番中の定番だけれど、実は女子力を下げてしまうことも。強い柄なので着ている人より服のほうが目立ちやすく、頻繁に着ていると女性らしさよりもなにかのキャラクターのように見られてしまう可能性が。直線を左から右に見ることで、太って見えるという難点も。女性らしさを演出したいなら、線が細いもの、色のコントラストが強くないもの、部分的にボーダーがあしらわれているものなどを選んで。 ◎チノパン カジュアルな着こなしに便利、と思われがちなチノパンはコーディネートを工夫しないとおばさんっぽく見えてしまう。その理由は、カッティングや生地の質感が男性的で女性の体型には似合いにくいから。カジュアルなパンツをはきたいなら、デニムやデザインに立体感のあるカーゴパンツのほうが体型カバーもできるのでおすすめ。チノパンをはく場合は、ヒールやブラウスと合わせて女性らしく着こなして。 ◎バレエシューズ ブームになり、今では定番となっているけれど、実際に買ってみてなんとなく違和感がある人もいるのでは? 実はバレエシューズをキュートに履けるのは「足がまっすぐ伸びている」「甲が薄く骨っぽい」「全体的に華奢」という条件を満たした人。フラットでつま先が丸いデザインは、それだけで足を美しく見せるのが難しいもの。ヒールのある靴で甲をすっきり見せたほうが、足は長く見えることを覚えておこう。 まずは「とりあえず」で買わずに、本当に自分に似合うのか、自分をきれいに見せてくれるのか、十分に検討する習慣を身につけよう! 七江亜紀トータルカラーコンサルタント。「色のひと(R)」として活躍。働く女性たちを中心に色を軸としたコーディネートの提案やコンサルティングを行う。著書に『働く女性のための色とスタイル教室』『色とスタイル練習帖』(ともに講談社)がある。お知らせ七江さんが監修した新刊『知って役立つ色の事典』(宝島社)が好評発売中。色彩の基礎知識からファッションやインテリアなど生活のさまざまな場面で役立つ色の情報が満載!【オズモール】