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スマホから写真入り葉書を送れるアプリ「Postagram」、企業広告掲載で送料無料に

2013年07月11日 15:01  Techable

Techable

写真
スマートフォンのカメラロールや、FacebookなどのSNSにある写真を使って99セントでポストカードを作成して送れる米国のアプリ「Postagram」が、サービス開始から初めてとなる大幅なアップデートを行った。ポストカードにスポンサー企業の広告を掲載するバージョンを選ぶと、無料でカードが送れるというものだ。

Postagramはスマホやウェブからポストカードを低料金で作製して送れるサービスを展開しており、米国内への発送は99セント、海外へは1.99ドルかかる。しかしこのほど新たな選択肢として登場したのは、ポストカードにスポンサー企業の広告を入れるバージョンを選ぶと手数料が無料になるというもの。費用は、広告主の企業が負担する。Postagramのポストカードは写真の回りに切り取り線が入っているので写真を抜き出すことができるようになっているが、広告入りのバージョンでも同様に写真だけを保存することができる。

このサービスを始めるにあたり、最初のスポンサ-企業としてCoppertoneとHyatt Houseが名乗りをあげた。企業からすると、通常のダイレクトメールだとそのままゴミ箱行きになるかもしれないが、親しい人から送られた写真の横に入る企業広告なら見てもらえると期待できる。米国のダイレクトメール市場は140億ドルと巨大で、新たな宣伝手法となりそうだ。

この送料無料の広告入りポストカードはiOSアプリで先行し、Android版でも近く展開される見込み。

Postagram