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“うっかり失言”を巻き返す!起死回生テク

2013年06月26日 00:01  オズモール

オズモール

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悪気はないのに、なにげなく発した言葉が相手の気分を害してしまった、という経験はない? みるみる相手のテンションが下がるのを見て焦っても、一度発してしまった言葉を撤回するのは難しいもの。そんなときは「引きずらずに、素早く空気を変えて」と話すのはスピーチコンサルタントの村松加王里さん。 「気持ちよく話をしている人にとって、相手から望んでもいない言葉が返ってくると話す気持ちが失せてしまうもの。失言を撤回しようとすると墓穴を掘ることになりかねないので、それよりも相手のテンションを再び上げることを意識してみて」(同) では、相手のテンションを再びアップさせるには、どうしたらいいの? 村松さんに教えてもらったポイントは、次の3つ。 ◎前向きな発言をする 例えば相手の失敗談に「えっ!また!?」などと失言して相手のテンションを下げてしまった場合、「でも必ず次につながるよね」などとポジティブな発言で、巻き返しを図ろう。前向きな発言には、前向きな答えが返ってくるものなので、自然と相手のテンションも戻るはず。 ◎相手のことを褒める 褒められて嫌な気持ちになる人はいないもの。相手の話から褒めるポイントを見つけて、相手のテンションを上げ、その場の空気を変えよう。 ◎話題を切り替える 「そういえば」「ところで」など、今思いついたような感じで話題を素早くすり替えよう。相手のテンションを上げるためにも、相手の興味がある話題を選んで。 また、失言をした経験があると、発言することにリスクを感じてしまう人もいるはず。 「そんなときに使えるリスクゼロの武器が『うなずき』です。上手に取り入れることで、その場を取りつくろった言葉よりも相手によい印象を与え、『もっと話したい』と思わせることができます」(同) このとき、単調にうなずくのではなく、バリエーションを駆使して。例えば「深くゆっくりとしたうなずき」「浅く小さいうなずき」「細かく早いうなずき」「軽いタッチのうなずき」「目を見開いてのうなずき」「首をかしげながらのうなずき」など。相手の気分を害することなく、話を盛り上げることができる。 失言を恐れていると、会話に対する苦手意識が大きくなってしまうもの。失言したときの起死回生テクニックと失言リスクゼロの「うなずき」で会話上手になろう! 村松加王里スピーチコンサルタント。テレビ番組のキャスターやリポーターとして幅広く活動。そのかたわら「話し方と伝え方」講師として、研修や講演を行うほか、テレビや雑誌などで活躍している。著書に『しゃべらない会話術。』(青月社)がある。お知らせ村松さんの新刊『人に好かれる話し方の法則』がアース・スターエンターテイメントより好評発売中。コミュニケーションをとるうえで重要な「間の使い方」とは? 【オズモール】