トップへ

婚活中の女子必見!結婚に近づく働き方

2013年06月18日 00:01  オズモール

オズモール

写真
「このまま仕事を続けていても先が見えないから、結婚でもしたいな」…仕事に希望が持てないとき、そんなふうに考えてしまうことってない? しかし働く女性のアドバイザー的存在として数多くの著書を出している有川真由美さんは、「現実はそんなに甘くない」と警告する。 「将来への不安から、確かな足場を求める気持ちはわかります。けれども『養ってほしい』女性に対して、『養うことができない』男性が増えているのが現実。民間企業で働く男性の年収は300万円台の人の割合が最も多く、今後それほど伸びない可能性もあるのです。男性の立場からすると、寄りかかろうとする女性は、自分の収入を管理したり浪費したりするのではないかと敬遠したくなる存在。結婚に腰が引けてしまうのも当然でしょう」(同) たとえ高収入の男性でも、将来はどうなるかわからないと、無職の妻を持つことに抵抗がある人も少なくないそう。つまり、男性に養ってもらうことにこだわる女性は、結婚力が低くなっているというわけ。 「実際に私の周りでも、『結婚して出産したら仕事を辞めたい』と考えていた女性が、働き続ける覚悟をしたとたんに結婚が決まった…というケースが多いんです」(同) 仮に「養ってくれる」という男性と結婚したとしても、女性が仕事を辞めてしまうと子供が高校や大学に進学するまでの15~20年の時期は経済的に苦しくなりやすい。そうならないためにも、一時的にペースダウンしても構わないので働き続け、ある程度の収入を継続的に確保することをめざすのが賢明かも。 「『男性は仕事、女性は家庭』が当たり前だった時代と違い、それぞれ経済面や精神面で自立していることが、夫婦間の愛情や尊敬、尊重などにつながるのではないでしょうか。それが結果的に、家庭生活を充実させるのです」(同) 「早く結婚したいのにできない」と嘆いている女子は、働き続ける覚悟をもって目の前の仕事に取り組むことが、実は結婚への近道なのかも。 有川真由美作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、科学館コンパニオン、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、新聞社編集者など多くの転職経験をもち、マナー講習指導、新人教育の経験から、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで活躍中。旅行作家としても台湾を中心に約40カ国を旅し、エッセイやドキュメンタリーを執筆する。『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』『10年先を考える女(ひと)は、うまくいく』(以上PHP研究所)、『よわむしの生き方―必要な人になる50のルール』(きずな出版)など、著書多数。【オズモール】