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ピンチをかわす!苦手な質問への切り返し法

2013年06月12日 00:01  オズモール

オズモール

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「彼氏はいるの?」「結婚の予定は?」…仕事関係の相手や知り合って間もない人から、プライベートなことを質問されると、場合によっては答えたくないことも。とはいえ、答えを濁すだけでは相手がさらに質問してくるし、「プライベートなことなので…」などと答えるのを断ると場が白けてしまうことに。「そんなときには、とっておきの切り返し方がある」と話すのが、スピーチコンサルタントの村松加王里さん。 「相手からの質問は、実は質問した本人が話したい話題であることが多いのです。答えづらいときには、そのままその質問を相手に投げ返してみて。徐々に相手のテンションも高まり、会話が盛り上がっていくはずです」(同) 例えば次の会話を参考にしてみて。 相手「土日はいつもなにしてるの?」 自分「土日ですか? ○○さんはいつもなにされていますか?」 相手「買い物したり映画に行ったり…普通だよ」 自分「私もそんな感じです。最近どんな映画を観ました?」 相手「それがこの間観た映画がすごくおもしろくてさぁ…」 人は基本的に「自分の話を聞いてもらいたい」という欲求があるので、相手は質問したことも忘れてどんどん話し出すはず。会話を続けながら、自然と話題を変えていくこともできる。 「さらに今後も触れてほしくないような質問をされたときには、3拍くらいの間をあけてから質問返しをすると効果的です。間を作ることで相手に『今の質問はまずかったかな』と気付かせるきっかけになるのです。ただし、ムスッとせずに笑顔でいることがポイントです」(同) 相手「○○さんっておいくつなんですか?」 自分「そうですね…(間)、○○さんはおいくつなんですか?」 「質問する人は、好奇心から聞いてくることもあれば、単に話題のつなぎとして聞いてくることもあります。どちらにしてもそれほど大きな目的や関心があるわけではないことが多いので、あまり深く考えずに、軽やかな笑顔で質問返しをしましょう」(同) これらの切り返しテクニックを知っておけば、苦手な質問のたびに真面目に考えたり、不快な思いをしたりすることがなくなるはず。答えたくないことを聞かれたら「待ってました!」とばかりにこのテクニックを使ってみよう。 村松加王里スピーチコンサルタント。テレビ番組のキャスターやリポーターとして幅広く活動。そのかたわら「話し方と伝え方」講師として、研修や講演を行うほか、テレビや雑誌などで活躍している。著書に『しゃべらない会話術。』(青月社)がある。お知らせ村松さんの新刊『人に好かれる話し方の法則』がアース・スターエンターテイメントより好評発売中。コミュニケーションをとるうえで重要な「間の使い方」とは?  【オズモール】