トップへ

幸せに働き続ける!女性起業家に学ぶ心掛け

2013年06月11日 00:01  オズモール

オズモール

写真
テレビや雑誌でも取り上げられることが多い、エネルギッシュな女性起業家たち。「起業なんて自分にはとうてい無理」と思っている人が多いかもしれないけれど、働く女性のアドバイザー的存在として数多くの著書を出している有川真由美さんは「成功した女性起業家からは、働く女性として学ぶべきポイントが多い」と話す。 「女性の起業数は男性の約2倍ですが、廃業数も男性の約2倍。そのなかで成功している女性起業家というのは、どんな職種でも夢や目標を描き、『楽しくてたまらない』といった様子で働いているもの。そんな彼女たちの働きぶりには、多くの女性にとって参考になる点がたくさんあるのです」(同) 有川さんに教えてもらった、成功している女性起業家の心掛けとは次の4つ。 (1) 女性ならではの強みを生かす 成功している起業家は、女性の強みを生かしているもの。例えば、きめ細やかな対応力や、男性にはない直感的な発想力など。「男性には負けたくない」と、男性と同じようなやり方をして張り合うのではなく、女性ならではの強みを生かして働くほうが仕事がうまくいくはず。 (2) 仕事を断らない たとえ自分の実力以上の仕事でも、引き受けて達成できれば成長につながる。現時点では仕事を選んでいる女性起業家たちも、会社を立ち上げてすぐの頃は依頼された仕事をなんでも請け負って丁寧に対応し、経験と信頼を積み重ねている。 (3)サポーターを持つ 起業家とはいえ、なにからなにまで自分でするのは無理。成功している女性起業家は、税金の知識がある人、パソコンに詳しい人など、自分が不得意なジャンルに関して手助けをしてくれるサポーターを持っているもの。会社員でも、困ったときに頼れる相談相手の存在は、働くうえでの支えとなるはず。 (4) 常にトライする ある程度仕事に慣れてくると、現状維持の姿勢になりがち。それでは、せっかく磨いた仕事のスキルもやがては退化してしまうことに。常に仕事のやり方を進歩させたり、拡大させたりする方法を考え、チャレンジし続けると、いつまでも求められる人材でいられる。 将来も楽しくイキイキと仕事をしているか、つまらなそうに仕事をしているか。明暗を分けるのは今の働き方なのかも。これを機に自分の働く姿勢を見直してみよう! 有川真由美作家・写真家。化粧品会社事務、塾講師、科学館コンパニオン、衣料品店店長、着物着付け講師、ブライダルコーディネーター、新聞社編集者など多くの転職経験をもち、マナー講習指導、新人教育の経験から、働く女性のアドバイザー的存在として書籍や雑誌などで活躍中。旅行作家としても台湾を中心に約40カ国を旅し、エッセイやドキュメンタリーを執筆する。『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』『10年先を考える女(ひと)は、うまくいく』(以上PHP研究所)、『よわむしの生き方―必要な人になる50のルール』(きずな出版)など、著書多数。【オズモール】