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ボランティアメンバーの“活動履歴”や“従事時間”などの情報を、一元管理できるプラットフォーム「VolunteerMark」

2013年06月04日 11:11  Techable

Techable

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“ボランティア活動”は行政の施策と違い、小回りが利き、身近なニーズに応えてくれるありがたい存在。とはいえ、活動をおこなうボランティアの人も、活動を主催する側にとっても、おこなったアクションの時間を把握したり、たくさんいるボランティアメンバーの情報をまとめることは、非常に苦労を伴っているのが実情だ。これまで、それぞれのボランティアメンバーの活動の実態や時間を管理するのに、手書きで記入したり、エクセルシートに手打ちしたりして、多大な時間をかけていた非営利団体にとって、「VolunteerMark」は有効なプラットフォームになりそうだ。

「VolunteerMark」では、ボランティアメンバーの連絡先、活動履歴、内部連絡などといった情報をまとめた、とても見やすいユーザー管理ページを実現。これにより、これまでバラバラになっていた情報ソースが1つに統合され、各メンバーの情報を探したり、従事時間を把握することがぐっと容易になり、これまで以上に活動そのものに力を注ぐ余裕が出てくる。

一方、ボランティアメンバーにとってもさまざまなメリットがある。いざ、ボランティア活動を始めようと思っても、どんな活動があるのか情報を探すのに苦労するが、「VolunteerMark」を見れば、さまざまな活動が見やすく一覧で表示されており、付近で開催されるイベントや、自分の興味やスキルに合った活動を探すことができる。それぞれの活動には、活動内容や開催場所、時間のほか、自分のエリアからどれくらい離れているのかを表示。また、メンバーが登録した内容に合わせて毎週emailが届くようになっているので、メンバーは新しい情報をキャッチすることが可能だ。さらに、ボランティア活動に携わった証として、公式な認定証明書をダウンロードして印刷できる機能も用意されているので、学校や会社のプログラムの一環としてボランティア活動をする人たちは、便利に活用できそうだ。

無料で誰でも利用できる「VolunteerMark」は、ボランティアに携わる人の負担を大きく減らしてくれることだろう。

VolunteerMark