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話すのがコワイ・・・電話恐怖症の若手社員が急増!

2013年06月03日 11:30  gooランキング

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電話、ファックス、メール、どれもビジネスには欠かすことのできないツールですが、近頃はメールでのやりとりが浸透したためか、電話対応を苦手とする若手社員が増えているのだとか。そもそも応対が苦手な上に、伝言の取次ぎにクレームもあるなど、出てみないと用件がわからないことが多く、恐怖心を抱く人が多いようです。そこで今回は「電話恐怖症」の実態を探ってみました。

●鳴らないで、誰か取って……電話恐怖症の実態とは

NAVERまとめ『若い社員に多い「電話恐怖症」とその克服方法』によれば、電話恐怖症とは電話に出ることに不安を抱いてしまう、一種の対人恐怖症なんだそうです。極度の緊張のあまり声が震えたり言葉を噛んだり、しまいには言葉が出なくなってしまうなどの症状があらわれるのだとか。これは新入社員など電話対応に慣れていない若手に多く、中でも電話応対をすることの多い女性社員にみられる傾向なんだそうです。

電話に恐怖心を抱いてしまう原因には、過去の失敗から自信をなくしてしまうこと、電話に出るまで相手がわからない不安感などが挙げられていました。また「次こそは失敗しないように……」と気にすることで余計に症状が悪化してしまうのだとか。慣れていない人にとっては電話でのミスがトラウマになるケースもあるようです。

●実はやることがたくさん!電話応対のコツを探る

一見簡単そうに見える電話応対ですが、言葉遣いにはじまり、間の取り方や相槌の打ち方、引継ぎ事項のメモ、スケジュール確認、用件の復唱など、短時間でこなさなければならない事柄が詰まっており、一朝一夕にできることではありません。All About『電話応対 基本のマナー』によれば、電話応対は「明るく」「親切」「丁寧」が基本。電話に出るときは通常より少し高めの声を出すことやすぐにメモが取れるよう、ペンとメモ用紙をスタンバイしておくなど、基本的な事項が掲載されていましたので参考にしてみてはいかがでしょうか。電話を取るだけでも精一杯なところに、メモやペンを探すなど余計な動作が入ることでより焦りを助長させてしまうもの。事前の準備から見直してみるのも手かもしれません。

gooランキング『同僚に言いたいけど言えないあの一言ランキング』で、1位にランク・インを獲得したのが《電話に出ないことについて「手が空いているときくらいは出てよ~」》でした。手が離せない、無関心から電話に出ないというケースもあれば、恐怖心から避けてしまっているケースもあるのかも。とはいえそこはビジネスの現場、周囲に迷惑をかけたり誤解を招いたりすることもあるため、あまりにも苦手ならば上司に相談してみるのも手かもしれません。

会社のイメージを左右しかねない電話応対。業務のやりとりもメールが主流になりつつあるとはいえ、緊急を要する場合や会話で伝えなければならないほど重要度が増しているケースも多く、改めて見直したいスキルの一つといえそうです。電話応対に対する恐怖感、みなさんはどのように克服しましたか?(幸)

バブル時代のとんでもエピソード


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